6月26日の誕生花 ガザニア
ガザニア(学名:Gazania rigens)は、南アフリカ原産のキク科ガザニア属の半耐寒性多年草です。ビビッドな色彩と独特な花形が特徴で、花の形が勲章のようであることから、その名前はギリシャの古典書物をラテン語に翻訳したギリシャ人、ガザの名前に由来します。一般的に、その花形と鮮やかな色彩は春から秋にかけての花壇や庭を彩ります。特に日差しを好む性質があり、日が当たると花を開き、日が落ちると閉じます。また、花は頭花で頂生し、その色彩は白から黄色、橙色、赤などの暖色系に及びます。花径は一般的に4cm程度ですが、品種によっては7~10cmまで大きくなるものもあります。
花言葉
ガザニアの花言葉は、「あなたを誇りに思う」とされています。この花言葉は、ガザニアの花が開く姿が鮮やかな勲章のように見え、その誇り高さから連想されています。その明るく、強烈な色彩は自己の存在を誇示し、他者を惹きつける力を象徴しています。
メッセージ
ガザニアを贈る際のメッセージとしては、「あなたの存在を誇りに思います」や、「あなたの力強さに敬意を表します」などが考えられます。その鮮やかな色彩と勲章のような形は、贈られた人に自身の価値と力を再認識させるメッセージとなります。
名称
ガザニアの名称は、15世紀のギリシャ人学者、テオドール・ガザ(Theodorus Gaza)に由来します。彼はギリシャの古典書物をラテン語に翻訳し、その業績を讃えられてこの花に名付けられました。日本ではその鮮やかな花形と色彩から「サンフラワーデージー」や「トレジャーフラワー」とも呼ばれています。
その他
ガザニアは耐乾性と耐熱性に優れていますが、一方で多湿には弱い性質を持っています。特に梅雨時期には注意が必要で、過度の湿気は株の腐敗を招きます。そのため、水はけの良い環境を好みます。また、耐寒性はそれほど高くはありませんが、徐々に慣らせることで冬期の戸外でも生存することが可能です。
6月の誕生花
6月の誕生花一覧
- クレマチス(6月1日)
- オダマキ(赤)(6月2日)
- 紫陽花(6月3日)
- カスミソウ(6月4日)
- ホタルブクロ(6月5日)
- ジャーマンアイリス(6月6日)
- アマリリス(6月7日)
- ジャスミン(6月8日)
- 泰山木(6月9日)
- 松葉菊(6月10日)
- ライラック(6月11日)
- ジンジャーリリー(6月12日)
- 紅花(6月13日)
- グラジオラス(6月14日)
- 山法師(6月15日)
- 夏椿(6月16日)
- スイカズラ(6月17日)
- スモークツリー(6月18日)
- 白玉草(6月19日)
- カリブラコア(6月20日)
- 山桃(6月21日)
- 桔梗草(6月22日)
- 紫露草(6月23日)
- セントポーリア(6月24日)
- 昼顔(6月25日)
- ガザニア(6月26日)
- トケイソウ(6月27日)
- 花簪(6月28日)
- アガパンサス(6月29日)
- セージ(6月30日)