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6月24日の誕生花 セントポーリア

6月24日の誕生花 セントポーリア
ウィキペディアより

 セントポーリア(学名:Saintpaulia)はイワタバコ科の属の一つで、アフリカスミレとも呼ばれます。特にロゼット型とトレイル型の二つの成長形態があり、その美しい姿から室内での観賞用として人気があります。また、その葉身は楕円形または卵形で、縁は全縁または鋸歯が入ることもあり、葉毛が生えています。これらの特徴は、セントポーリアが熱帯アフリカ東部の山岳地帯、特にケニア南部とタンザニア北部の厳しい環境で生息するために獲得したものでしょう。

花言葉

 セントポーリアの花言葉は、「小さな愛」です。その理由は、花そのもののサイズが小さいため、「小さな」が加えられ、その美しい花色と形から「愛」が連想されるためでしょう。紫色の花弁が見る人に優しさと温かさを伝え、その微細な花形が「小さな愛」を象徴しています。細部にまでこだわりを持つ愛情があふれるもので、贈り物としても喜ばれます。

メッセージ

 セントポーリアを贈るときのメッセージとしては、「私の心からの小さな愛を受け取ってください」といったものが考えられます。さりげない日常の中での感謝や愛情を伝えるのに適しています。また、その美しさとデリケートな性格から、受け取る人への敬意や繊細な気持ちを伝えるのにも適しています。

名称

 セントポーリアの名称は、その発見者であるドイツのヴァルター・フォン・セントポール=イレール(Walter von Saint Paul-Illaire)男爵から名付けられました。そのため、一般的には「セントポーリア」の名で呼ばれています。また、その原産地がアフリカであることから、「アフリカスミレ」の名でも知られていますが、これは英名の "African violet" を直訳したものであり、実際にはスミレ科の植物ではありません。

その他

 セントポーリアは、光の当たる室内などで育てられる貴重な鉢花として知られています。そのため、日本でも室内装飾やデスクの装飾などに使われます。その美しさと管理の容易さから、多くの人々に愛され、また多くの園芸品種が作出されています。