カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

6月7日の誕生花 アマリリス

6月7日の誕生花 アマリリス
ウィキペディアより

 アマリリス(学名:Hippeastrum hybridum)は、南アメリカ原産のヒガンバナ科ヒッペアストラム属の球根植物で、その大輪で鮮やかな花は春の風景を華やかに彩ります。この花は一重であり、横向きに咲くことが特徴的で、花径は10~20cmもあります。また、品種によっては上向きに咲くものや、八重咲きのものもあります。その大きく美しい花はインパクトがあり、鉢植えや花壇、切り花としても利用されます。細長い葉は左右に広がり、花の美しさを引き立てます。冬に地上部が枯れてしまいますが、春になると花茎と葉が地上に現れ、美しい花を咲かせます。

花言葉

 アマリリスの花言葉は「プライド」です。これは、その優美で派手な花から象徴される誇り高さ、自尊心に由来します。一輪でもその存在感を放つアマリリスは、自分自身の美しさを誇示するかのように咲きます。その大きさと色彩から、自身の価値を知り、堂々と生きる姿勢を表すとも言えます。

メッセージ

 アマリリスを贈る際のメッセージは、「あなたの誇り高さを称えます」となります。自分自身を大切にし、自身の価値を理解し誇示する強さを持つ人に対して、その自尊心や誇りを讃え、尊敬するという意味を込めることができます。

名称

 アマリリスという名前は、ギリシャ神話に登場する美しい羊飼いの娘、アマリリスの名前に由来しています。彼女が自身の胸に矢を刺すことで咲かせたとされる美しい花が、このアマリリスとされています。この物語からも、アマリリスの花が持つ誇り高さ、強さが象徴されています。

その他

 アマリリスは春植えの球根として、またポット苗でも市場に出回っています。冬は防寒対策が必要ですが、春には美しい花を咲かせてくれます。初夏以外にも春咲き、真夏咲き、秋咲きの品種もあり、そのバリエーションの豊かさもアマリリスの魅力の一つです。