カレンダーをめくってみれば
～今日は何の日？～

6月30日の誕生花　セージ

　セージは、地中海原産のシソ科サルビア属の多年草で、高さは50-70センチメートルほどになります。茎は四角く、葉は対生し、長楕円形で柄があります。葉身は厚く、細かなうぶ毛が生えています。株全体には独特の香りがあり、その香りは肉料理によく合い、ソーセージの名前の由来にもなっています。花期は5-6月で、枝先から花穂を伸ばし、淡紫色または白色の唇形花を咲かせます。

花言葉

　セージの花言葉は、「幸福な家庭」です。これは、セージの持つ温和な香りや、地中海沿岸という原産地が、家庭の温かさや安らぎを象徴するからと考えられます。そのため、セージの花言葉は、新居への引越しや結婚、家族の誕生日など、家庭の幸せを祝う様々な場面で、特に重要な意味を持ちます。

メッセージ

　セージを贈るときのメッセージは、「あなたと過ごす家庭がいつも幸福でありますように」や、「あなたとの共有する時間が、家庭の幸せと安らぎをもたらしますように」などが考えられます。これは、セージの花言葉が「幸福な家庭」であることから来ています。

名称

　セージという名前は、ラテン語の「salvia」がフランス語「sauge」を経て転訛したもので、一般にサルビア属全体を指す英名です。日本では、園芸種のサルビアと混同しないように、英名の「セージ」を和名として使用することが多く、薬用として利用されることから「ヤクヨウサルビア」とも呼ばれます。

その他

　セージはその独特の香りから、食用のハーブとして、また、薬草としても広く利用されます。また、その美しい花と独特の香りから、観賞用、ポプリ、ドライフラワー、エッセンスの素材としても利用されています。