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6月15日 オウムとインコの日

オウムとインコの日

 6月15日はオウムとインコの日。すでに亡くなった鳥たちの供養とコンパニオンバードとしての鳥たちの幸せを願う日とするために、オウムとインコなどペットとしての鳥類を適正に飼育し、愛情を持って接する啓蒙活動などを行う千葉県富津市の団体「TSUBASA」が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、オウム(06)」と「インコ(15)」の語呂合わせから、6月15日とした。

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 オウムとインコは、オウム目に属する鳥類で、彼らは熱帯から亜熱帯地域に広く分布しています。オウムは一般的に中型から大型で、特有の動く冠羽やカーブした形状の嘴、対趾足を持つことが特徴です。彼らは高い知能を持ち、人間の言葉を模倣する能力がある種類もいます。また、オウムは羽毛の色彩が比較的控えめで、多くの種で黒、灰色、白のいずれかで、黄色、ピンク、赤などの色がアクセントとして加わることがあります。

 オウムは強力な鉤爪を持ち、嘴を第三の手足として使うことができます。高速飛行に適した翼を持ち、いくつかの種は70km/h以上の速度で飛ぶことができます。また、大きな嘴を持ち、種子の殻を巧みに取り除くことができます。オウムの鳴声は大きく耳障りなものが多く、コミュニケーションに重要な役割を果たします。

 自然界では、オウムはオーストラレーシア地域に限定されて生息し、特にオーストラリア、フィリピン諸島、インドネシア、パプアニューギニア、ソロモン諸島に分布します。彼らは亜高山性の樹林帯からマングローブに至るまでさまざまな環境に適応して生息しており、食料の供給が安定している森林地帯では一般に定着性を示します。一方で、農耕地や都市部にも適応する種が存在します。

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