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5月18日の誕生花 コエビソウ

5月18日の誕生花 コエビソウ
ウィキペディアより

 コエビソウはキツネノマゴ科キツネノマゴ属の熱帯性・半耐寒性常緑低木で、メキシコ原産です。その名前の由来は、花のつく穂がエビの尻尾に似ていることから名付けられました。その美しい苞は、茹でたエビのように微妙に折れ曲がっており、真っ白な花は苞の間から顔を出す形になっています。この重なったように見える苞の先端から咲く花は長く持ち、花期自体も非常に長いのが特徴です。また、葉は中ぐらいの大きさで緑色をしており、株は横に広がりやすいです。

花言葉

 コエビソウの花言葉は「印象的な美しさ」です。これは、花の形状がエビに似ていて一見すると印象的な美しさがあることからつけられました。その鮮やかな色彩とユニークな形状は、人の目を引きつけ、忘れられない印象を与えます。

メッセージ

 コエビソウを贈るときのメッセージは、「あなたの美しさは忘れられない」です。花言葉である「印象的な美しさ」から連想されるこのメッセージは、あなたの心を捉えて離さないその人への深い感謝と敬意を伝えます。

名称

 「コエビソウ」の名前は、その花の形状がエビに似ていることからつけられました。学名はJusticia brandegeeanaで、キツネノマゴ科キツネノマゴ属に属しています。また、別名のベロペロネは、旧分類時代の属名からで、語源はギリシャ神話に登場するベロスの矢とペロネの帯が由来であり、本種の雄蕊の形状が矢のように見えることに由来します。

その他

 コエビソウは耐寒性が低いため、本州で露地植えにすると冬には枯れ落ちてしまいます。しかし、実生で一年目から花が咲くので一年草のように楽しむことも可能です。一年で枯れる寒冷地の場合、実生苗のみだと樹高は 60 cm 程度、宿根状態になる場合でも 1 m ほどにしかならず、冬に地上部は全て枯れ落ちます。しかし、暖地では本来の常緑低木としての冬越しも可能であり、この場合は樹高2メートルほどまで成長します。