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5月20日の誕生花 オダマキ

5月20日の誕生花 オダマキ
ウィキペディアより

 オダマキは、キンポウゲ科の植物の一つで、その名前は花の形が糸を巻きつけておく器具、すなわち「オダマキ」に似ていることからつけられました。ラテン語では「アクイレギア」または「アキレギア」とも呼ばれています。オダマキは主に日本や欧州原産で、耐寒性の常緑多年草です。

 この植物は、長い葉柄の先にある葉が2回3出複葉で、小葉がさらに裂けることが特徴です。また、花は萼から花弁が伸び、その形状は透明感のあるクラゲに似ています。実際には、花弁に見える部分は萼であり、真の花弁はその内側にあります。オダマキにはいくつかの種類があり、その中には青紫色のミヤマオダマキ(学名:Aquilegia flabellata var. pumila)や紫褐色のヤマオダマキ(学名:Aquilegia buergeriana)などが含まれています。しかし、園芸では花色が豊富な西洋種のセイヨウオダマキ(学名:Aquilegia vulgaris)の品種が一般的に多く見られます。

花言葉

 オダマキの花言葉は、「はずむ心」です。この花言葉は、オダマキの花がはずむように開くその様子から来ています。また、オダマキが厳しい環境にも負けずに美しく花開く姿から、前向きな心を象徴しているとも解釈できます。

メッセージ

 オダマキを贈るときのメッセージは、「あなたと一緒に明るく、前向きな気持ちで過ごしたい」です。このメッセージは、花言葉の「はずむ心」から連想され、相手へのポジティブな想いを伝えます。

名称

 オダマキの名前の由来は、花の形が麻糸を巻いた器具の「オダマキ」に似ていることから来ています。学名は「Aquilegia」で、キンポウゲ科オダマキ属に分類されています。日本では狭義には「Aquilegia flabellata var. flabellata」を指しますが、広義にはAquilegia全体をオダマキと呼びます。

その他

 オダマキは、全草が有毒であるとされています。また、オダマキの花は独特の形状をしており、花弁の後ろに伸びる距が特徴的です。その独特の姿から、西洋では「コロンビン」(鳩)とも呼ばれています。