5月20日の誕生花 オダマキ
オダマキは、キンポウゲ科の植物の一つで、その名前は花の形が糸を巻きつけておく器具、すなわち「オダマキ」に似ていることからつけられました。ラテン語では「アクイレギア」または「アキレギア」とも呼ばれています。オダマキは主に日本や欧州原産で、耐寒性の常緑多年草です。
この植物は、長い葉柄の先にある葉が2回3出複葉で、小葉がさらに裂けることが特徴です。また、花は萼から花弁が伸び、その形状は透明感のあるクラゲに似ています。実際には、花弁に見える部分は萼であり、真の花弁はその内側にあります。オダマキにはいくつかの種類があり、その中には青紫色のミヤマオダマキ(学名:Aquilegia flabellata var. pumila)や紫褐色のヤマオダマキ(学名:Aquilegia buergeriana)などが含まれています。しかし、園芸では花色が豊富な西洋種のセイヨウオダマキ(学名:Aquilegia vulgaris)の品種が一般的に多く見られます。
花言葉
オダマキの花言葉は、「はずむ心」です。この花言葉は、オダマキの花がはずむように開くその様子から来ています。また、オダマキが厳しい環境にも負けずに美しく花開く姿から、前向きな心を象徴しているとも解釈できます。
メッセージ
オダマキを贈るときのメッセージは、「あなたと一緒に明るく、前向きな気持ちで過ごしたい」です。このメッセージは、花言葉の「はずむ心」から連想され、相手へのポジティブな想いを伝えます。
名称
オダマキの名前の由来は、花の形が麻糸を巻いた器具の「オダマキ」に似ていることから来ています。学名は「Aquilegia」で、キンポウゲ科オダマキ属に分類されています。日本では狭義には「Aquilegia flabellata var. flabellata」を指しますが、広義にはAquilegia全体をオダマキと呼びます。
その他
オダマキは、全草が有毒であるとされています。また、オダマキの花は独特の形状をしており、花弁の後ろに伸びる距が特徴的です。その独特の姿から、西洋では「コロンビン」(鳩)とも呼ばれています。
5月の誕生花
5月の誕生花一覧
- 鈴蘭(5月1日)
- 虫捕り撫子(5月2日)
- タンポポ(5月3日)
- つつじ(5月4日)
- アヤメ(5月5日)
- 紫蘭(5月6日)
- スターチス(5月7日)
- 石楠花(5月8日)
- シロツメクサ(5月9日)
- ガーベラ(5月10日)
- キンレンカ(5月11日)
- ジギタリス(5月12日)
- カリフォルニアポピー(5月13日)
- カーネーション(赤)(5月14日)
- カンパニュラ・メディウム(5月15日)
- 木香薔薇(5月16日)
- チューリップ(黄)(5月17日)
- コエビソウ(5月18日)
- 皐月(5月19日)
- オダマキ(5月20日)
- 薔薇(赤)(5月21日)
- ウツギ(5月22日)
- カルセオラリア(5月23日)
- ヘリオトロープ(5月24日)
- 藤(5月25日)
- 柚子(5月26日)
- フクシア(5月27日)
- マトリカリア(5月28日)
- ニゲラ(5月29日)
- ライラック(5月30日)
- ベロニカ(5月31日)