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3月5日 スリランカカレーの日

スリランカカレーの日
引用元:エスビー食品

 3月5日はスリランカカレーの日。スパイスや雑貨の輸入事業などを手がける株式会社アクティブインターナショナルが制定した。

 日付は、スリランカカレー作りでよく使われるミックススパイス「トゥナパハ」は主に3つの基本スパイスと5つの応用スパイスをミックスしたもので、その語源はスリランカで話されるシンハラ語で「トゥナ」は3、「パハ」は5を指すことから、3月5日とした。

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 スリランカカレーは、スリランカの伝統的な料理として、その独自の風味と特色で多くの食通の心をつかんでいます。このカレーは、スリランカのリッチな文化と豊かな自然環境から生まれたもので、その特色はサラッとした軽い口当たりと、一皿に盛られる多彩な味わいにあります。

 スリランカでのカレーは、基本的に煮込み料理全般を指しており、「ライス&カリー」という形で、ごはんと一緒に楽しまれるのが一般的です。ココナッツミルクを基本として使用し、その結果、液体状でスープのような仕上がりとなります。そして、一つのカレーには主に一種類のメインの具材が使用されるのが特徴的です。

 スリランカの自然環境は、熱帯雨林や美しい海に恵まれており、ココナッツや魚介類といった食材が豊富に手に入る土地柄です。このため、スリランカカレーは、その地の恵みを最大限に活かした料理として、地元の人々に広く愛されています。

 特に、スリランカカレーには欠かせないのがココナッツ。ココナッツはスリランカの日常の風景に溶け込んでおり、食文化においても中心的な役割を果たしています。ココナッツオイル、ココナッツミルク、そしてココナッツファインなど、その利用法は多岐にわたります。ココナッツを使用したスリランカカレーは、独特のコクと風味があり、多くの人々を魅了しています。

 さらに、スリランカカレーの深みの秘密として、モルディブフィッシュという特有の食材が使用されます。これは、かつおの一種を干したもので、日本のかつお節のような役割を果たしています。このモルディブフィッシュが加わることで、スリランカカレーはその独特のうまみと奥行きを持つこととなり、多くの食通の舌を楽しませています。

 スリランカカレーは、その独特の風味と深み、そしてスリランカの豊かな自然と文化を感じさせる料理として、多くの人々に愛され続けています。その独自の魅力を持つスリランカカレーを一度味わうと、その風味の虜となること間違いなしです。

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