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~今日は何の日?~

3月7日 消防記念日

消防車

 3月7日は消防記念日。「自らの地域を自らの手で火災その他の災害から守る」ということへの理解と認識を深めてもらう日とするために、1950年に国家消防庁(現・総務省消防庁)が制定した。

 日付は1948年3月7日に「消防組織法」が施行されたことに由来する。

消防庁の豆知識

 「消防組織法」は1948年に施行された法律で、この法律が施行されるまでは、消防は警察の所管となっていたが、この日からは新設された消防庁の所管となった。

 毎年この日には消防庁などで式典が行われている。

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 消防庁は、日本の安全と安心を守るための中心的な役割を果たしています。その主な任務として、大規模な災害への備えや、全国各地での緊急時の消防援助、さらには国際的な緊急援助の提供などを行っています。特に、全国各地から駆け付ける「緊急消防援助隊」は、迅速かつ的確に災害現場での救助活動を行うための専門的な訓練を受けており、その活動は非常に重要です。

 また、消防庁は、住民への災害情報伝達の手段を確立するための取り組みや、火災予防、防火対策の推進、さらには新型コロナウイルス感染症対応など、幅広い領域での活動を展開しています。特に、火災予防や防火対策は、日常生活における安全確保のために不可欠なものであり、消防庁はこれらの取り組みを強化しています。

 また、地域の防災力を高めるための取り組みも積極的に行っており、地域防災を支える自主防災組織の育成や、小規模市町村における災害時の初動対応力向上など、地域の特性やニーズに応じたサポートを提供しています。

 これらの取り組みを通じて、消防庁は、我々の生活を守るための多岐にわたる活動を展開しており、その存在は私たちの安全と安心を確保する上で欠かせないものとなっています。私たち一人ひとりも、消防庁の取り組みを理解し、日常生活の中での防災意識を高めることで、より安全な社会を築いていくことが期待されます。