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4月19日 収育の日

収育の日

 4月19日は収育の日。片付けを通して子供たちに幸せに生きる力と知恵を育む「収育」と、その考えを多くの人に知ってもらうことを目的に、片付けを楽しむ検定「収納検定」を運営する一般社団法人日本収納検定協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(4)(19)」の語呂合わせから、4月19日とした。

収育とは

 片付けを通して子供達に大切なことを伝えていくという取り組み。「収納」と「育児・教育・育成」を組み合わせた言葉。

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 収育®は、「収納」と「育児・教育・育成」を融合させた新しい概念であり、子どもたちにお片づけの重要性とそのスキルを身につけさせることを目的とした取り組みです。このアプローチは、単に物を整理する技術を教えるだけでなく、整理整頓を通じて責任感、自律性、判断力などの大切な人格形成を促すことを意図しています。お片づけごっこや収育玩具®の提供、こども検定を通じて、子どもたちにお片づけの習慣を自然に身につけさせ、楽しみながら学べる環境を提供しています。

 現代社会では、一人当たりが所有する物の量が急激に増加しており、特に子どもたちの間でこの傾向が顕著です。かつては「整理整頓」の考え方で十分だったお片づけも、今日ではその方法だけでは不十分となっています。そこで収育®では、整理整頓の間に「収納」を加えることで、物の管理と活用のスキルを高める「整理”収納”整頓」の概念を提唱しています。これにより、子どもたちが自分の持ち物をより効果的に管理し、使いやすく整える方法を学びます。

 収育®の取り組みは、子どもたちが自発的にお片づけを行い、その過程で様々な生活スキルや社会性を育むことに寄与します。物の整理整頓だけでなく、物を大切にする心、時間管理、空間認識能力の向上など、子どもたちの成長に必要な様々な能力を育成することを目指しています。収育®は、子どもたちにとっての「学びの場」であり、「楽しい時間」であり、「成長の機会」を提供するものです。

 収育®は、子どもたちだけでなく、親や教育関係者にとっても大きな意味を持ちます。子どもたちがお片づけを通して学ぶ大切なことを理解し、サポートすることで、親子の絆を深め、教育の質を高めることができます。また、子どもたちがお片づけのスキルを身につけることで、家庭内のストレスが減少し、より快適な生活空間を実現できるという利点もあります。