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4月6日 マシュマロの日

 4月6日はマシュマロの日。マシュマロをおやつのようにそのまま食べるだけでなく、アレンジして朝食やデザートに取り入れるなど、食生活に美味しく楽しく活用してもらおうと、長野県安曇野市でマシュマロを中心とした菓子類の製造販売を手がけている株式会社エイワが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、ましまろ(0406)」の語呂合わせこの日は「白の日」でもあり、主力製品の「ホワイトマシュマロ」と親和性があること、また、新年度が始まる時期にマシュマロを新しく食生活に根付かせたいとの思いから、4月6日とした。

マシュマロの豆知識

マシュマロの日

 元々は"Marsh mallow(日本語名ウスベニタチアオイ)"というアオイ科の多年草の根から取れるデンプンで作られていたことが名前の由来になっている。

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 マシュマロは、その起源をフランスのmarsh(湿地帯)に自生するアオイ属の植物「mallow」に由来する薬用食品にさかのぼります。かつては、マロウの根から抽出される粘り気のある汁を基に、卵白や砂糖を加えて泡立て、薬効を目的とした食品として利用されていました。しかし、現代においてマシュマロは、薬効は期待されず、ふわふわとした独特の食感と軽い風味が特徴のお菓子として親しまれています。

 今日のマシュマロ製造には、水飴、砂糖、コーンスターチ、ゼラチン、卵白、香料などが主な原料として用いられます。ゼラチンや卵白はゲル化剤兼起泡剤として機能し、起泡性や保形性を高める役割を持ちます。また、水飴と砂糖はマシュマロの骨格を形成し、適度な保水効果によって乾燥を防ぎます。さらに、コーンスターチはデポ式マシュマロの絞り型として利用されるほか、附着防止のための“とり粉”としても活用されます。

 形状や色、味のバリエーションが豊富なマシュマロは、そのユニークな弾力性と口溶けによって、世界中で多くの人々に愛されています。円柱型やセンターイン、カラフルな小粒、ハート型など、様々な形状があり、用途に合わせて選ぶことができます。マシュマロはそのまま食べるのはもちろん、ホットチョコレートのトッピングや焼きマシュマロ、スイーツのデコレーションとしても使用され、食卓やおやつタイムを彩ります。

記念日とかいろいろ

お菓子の記念日