カレンダーをめくってみれば
~今日は何の日?~

4月19日 みんなの保育の日

 4月19日はみんなの保育の日。子どもたちの育ちにとって大切な乳幼児期に、近くにいる大人が子どもへの理解を深め、保育を楽しみ、その在り方を見つめ直し、自身が育つきっかけの日とすることを目的に、保育や子育てに役立つ遊び情報サイト「ほいくる♪」を運営する子ども法人キッズカラーが制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(4)(19)」の語呂合わせから、4月19日とした。

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 乳幼児期は人間が生涯を通じて最も速いスピードで成長し、発達する時期です。この貴重な時期に、子どもたちの育ちを支える近くにいる大人たちは、子どもへの深い理解と保育への情熱を持つことが非常に重要です。子どもたちの無限の可能性を信じ、その一歩一歩の成長を喜びとする心が、保育者自身の成長のきっかけともなります。

 子どもたち一人ひとりの個性や興味、感情の微妙な変化に敏感であること、それらを大切にしながら関わることで、子どもたちの心豊かな成長を促すことができます。また、子どもたちとの日々の交流の中で、大人自身も新たな発見や学びがあり、自己の成長につながるのです。

 保育を楽しむ心は、子どもたちにとっても大人にとっても、かけがえのない宝物となります。子どもたちの笑顔や遊びから生まれる創造力、好奇心は、大人の心を豊かにし、日々の保育への熱意を高めてくれます。保育の在り方を見つめ直し、一緒に成長することを楽しむ姿勢は、子どもたちにとって最も良い手本となります。

 乳幼児期において、子どもたちと深い絆を築きながら、それぞれの発達段階に合わせた支援を行うことは、子どもたちが健やかに成長するための土台を築くことに他なりません。この時期に培われた信頼関係は、子どもたちの社会性の基礎となり、人生を通じて大きな力となります。

 最終的に、近くにいる大人が子どもたちへの理解を深め、保育を楽しみながら自身の成長につなげることは、子どもたちにとっても、大人にとっても、豊かな人生を送るための大切な一歩となるでしょう。子どもたちの育ちと共に、大人自身も内面から成長し続ける、そんな関わりを大切にしていくことが、これからの保育の理想像と言えるでしょう。