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~今日は何の日?~

8月21日 静岡県民の日

静岡県民の日
引用元:静岡県公式ホームページ

 8月21日は静岡県民の日。平成8年に現在の静岡県ができて120周年になる事を記念して、静岡県についての関心と理解を深め、その豊かさと魅力を知り、静岡県を誇りに思う心と一体感を育む機会となるよう、静岡県が制定した。行政が県民の日を記念し、施設の無料開放や割引等を行う。

 日付は、明治9年8月21日に、それまでの静岡県と浜松県が合併し、ほぼ現在の姿の静岡県が成立したことから、8月21日とした。

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 静岡県民の日は、静岡県が現在の形で設置された日、すなわち1876年(明治9年)8月21日を記念して制定された日です。この日は静岡県の誕生を祝い、県民が地元の歴史や文化、未来の展望を学び、より深く愛するきっかけを提供するために設けられています。

 県内各地で様々なイベントが開催され、静岡県の自然や文化、産業など多方面の魅力を再発見する機会を提供しています。これらのイベントは、「県民が楽しみながら県政に親しむ」というコンセプトのもと、教育的な要素も含まれつつ、広範囲の県民が参加できるよう努められています。

 また、「県民の日」は、静岡県の個性と魅力を内外に発信し、地域間の交流や広域的な連携を促進するための重要な役割を果たしています。県民自身がその魅力を再認識し、自信を持って他地域や訪れる人々との連携を深めることが期待されているのです。

 シンボルマークについては、一般公募により決定されました。このマークは「S」をモチーフにし、静岡県の豊かな自然(山・緑・水・海)、輝く太陽、躍動する県民の姿を表現しています。笑顔を配したデザインは、県民と県の明るい未来を象徴し、親しみやすさを感じさせる工夫がされています。

 静岡県民の日は、地域の自立と活性化を目指す重要な日であり、県民一人ひとりが静岡県を深く理解し、愛することの大切さを再確認する機会となっています。未来への展望とともに、その豊かな自然や文化を祝福し、県民全員が参加する祭典として、毎年多くの人々に親しまれています。

静岡県県民の日条例

 平成8年3月28日 条例第23号
静岡県県民の日条例をここに公布する。
静岡県県民の日条例
(県民の日)
第1条県民が、郷土静岡県についての関心と理解を深め、静岡県を誇りに思う心と県民としての一体感をはぐくみ、より豊かで魅力ある静岡県を築きあげることを期する日として、県民の日を設ける。
2県民の日は、8月21日とする。
(行事)
第2条県は、県民の日を中心として、県民の参加のもとに、県民の日にふさわしい行事を行うものとする。
(市町村等への協力要請)
第3条県は、市町村その他の団体に対し、県民の日にふさわしい行事を行うよう協力を求めるものとする。
(使用料の免除)
第4条県が設置した公の施設その他公共の用に供している施設の使用料(知事が告示で定める使用料に限る。)で県民の日を中心として知事が告示で定める日における使用に係るものについては、当該使用料に係る条例の規定にかかわらず、これを免除する。
附則
この条例は、公布の日から施行する。

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