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5月25日 ターミネーターの日

 5月25日はターミネーターの日。SF映画の金字塔「ターミネーター・シリーズ」の第1作『ターミネーター』が日本で初公開されたのが1985年5月25日。これが2015年で30周年となることを記念して、配給元のパラマウント ピクチャーズ ジャパンが制定し、日本記念日協会が認定した。

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 『ターミネーター』は、1984年に公開されたアメリカ製のSFアクション映画で、ジェームズ・キャメロンが監督を務め、ゲイル・アン・ハードと共に脚本も手掛けました。この映画は、アーノルド・シュワルツェネッガーを主演に迎え、彼が演じる2029年から1984年へタイムスリップしたサイボーグの暗殺者「ターミネーター」と、マイケル・ビーンが演じる未来からの兵士カイル・リースの戦いを描いています。彼らの目的は、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を守り、未来の人類勝利の立役者であるジョン・コナーの誕生を確実にすることです。

 公開当初、『ターミネーター』は予想を大きく上回る興行成績を記録し、わずか640万ドルの製作費に対して、最終的に7,830万ドルの興行収入を上げました。この成功は、シリーズ化、テレビシリーズ、コミック、小説、ビデオゲームなどのメディアミックスを生み出すきっかけとなりました。

 2008年にはその文化的、歴史的、美学的価値を認められ、『ターミネーター』はアメリカ国立フィルム登録簿に保存される栄誉を受けました。日本版ポスターのキャッチコピー「冷酷!非情!残虐!史上最強《悪》のヒーロー!!」は、ターミネーターの冷酷かつ非情な性格と、その圧倒的な強さを象徴的に表しています。

 『ターミネーター』のストーリーは、タイムトラベルを用いた緊張感ある展開と、未来の運命を左右する人間ドラマが絡み合いながら進行します。未来の英雄ジョン・コナーの誕生を阻止しようとする機械軍と、それを守ろうとする人類の戦いは、観客に多大な影響を与え、SF映画の金字塔として高く評価されています。この映画が提示するテーマやメッセージは、今日でも多くの人々にとって共感を呼び、考えさせられるものがあります。

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