カレンダーをめくってみれば
～今日は何の日？～

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　とんがりコーンは、1978年に発売されたハウス食品によるスナック菓子で、トウモロコシを主原料としています。このスナックの最大の特徴は、その独特の円錐形をややつぶしたような形状にあります。このユニークな形状は、カリッとした心地よい食感を生み出し、香ばしいコーンのおいしさを一層引き立てています。パッケージには「とんがりCorn」と表記され、「corn」はトウモロコシを意味しています。

　とんがりコーンの開発は、米国ゼネラルミルズ社のスナック菓子「Bugles」から着想を得たものです。「Bugles」は英語で「らっぱ」や「つのぶえ」という意味を持ち、その三角帽子のような形が日本の開発担当者に大きなインスピレーションを与えました。そこで、この形を日本流にアレンジし、より親しみやすく覚えやすい名前として「とんがりコーン」と名付けられました。「とんがり」というネーミングは、「とんがり帽子のような形」というイメージから取られています。

　以降、とんがりコーンは、日本オリジナルのフレーバー展開や食感の改良などを重ね、長きににわたって日本の人々に愛され続けるブランドへと成長しました。その形状は、子どもたちにとっては指にはめて食べる楽しみも提供し、小さな遊び心を刺激する要素となっています。とんがりコーンのこのような特徴は、長きにわたり日本のスナック菓子市場で独自の地位を築く要因となっており、多世代にわたるファンに支持される理由となっています。