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6月26日 露天風呂の日

露天風呂の日
引用元:岡山観光WEB

 6月26日は露天風呂の日。「露天風呂の日発祥地」として、その魅力を更に多くの人に知らせるために、岡山県真庭市の湯原町旅館協同組合と一般社団法人湯原観光協会が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、(6)(.)風呂(26)」の語呂合わせから、6月26日とした。

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 湯原温泉は、その豊かな自然と歴史の中で培われた温泉文化を持ち、訪れる人々に癒しと安らぎを提供しています。岡山県真庭市に位置するこの温泉地は、環境への配慮やまちづくりに積極的に取り組む地域コミュニティの力強さを感じさせます。湯原温泉が特に知られているのは、野口冬人による諸国露天風呂番付で西の横綱に選ばれた「砂湯」をはじめとする自然豊かな温泉の数々です。この地が持つ泉質は、低張性アルカリ高温泉として知られ、自噴泉の源泉が多く、地下のマグマが熱源となっていることからその豊富な湯量を供給しています。

 温泉街は、古くからの旅館「油屋」をはじめ、日帰り入浴施設や共同露天風呂、そして多彩な飲食店や工芸品店が立ち並び、訪れる人々に様々な楽しみを提供しています。中でも「砂湯」は、川底から湧き出る温泉が砂を噴き上げる様子が特徴で、無料で開放されていることが多くの人々に愛される理由の一つです。しかし、混浴であることから、女性にとっては入浴しづらい側面もあり、地域では湯浴み着の着用推奨や環境整備を進めています。

 また、温泉街には足湯や手湯が多数設置されており、気軽に温泉の恩恵を楽しむことができるようになっています。これらの施設は、温泉街を訪れた人々にとって、歩き疲れた体を癒やし、温泉文化を身近に感じられる貴重な存在です。さらに、下湯原温泉には、砂湯のような混浴に対する配慮として、男女別の露天風呂が設けられており、より多くの人々が快適に温泉を楽しめる環境が整えられています。

 湯原温泉は、その歴史と自然、そして地域コミュニティの温かさが交わる場所であり、訪れる人々にとって忘れがたい思い出を提供してくれることでしょう。この温泉地が持つ魅力は、ただ単に温泉そのものに留まらず、そこに集う人々の心をつなぐ力を持っています。この地を訪れた人々が、心身ともに癒やされ、日常生活へと戻る際には、新たな活力を得られるよう願っています。

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