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6月3日 測量の日

測量の日
引用元:国土地理院

 6月3日は測量の日。測量法の公布から40年になる事を記念して、国民に対し、測量における知識の普及・啓発を図るために、建設省(現在の国土交通省)が制定した。

 日付は、測量法の公布日が1949年(昭和24年)6月3日であることから、6月3日とした。

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 測量は、地球表面上の点の位置や関係を明らかにするための技術および作業を指します。これには、地図の作成、土地の位置や状態の調査などが含まれ、点の二次元的または三次元的な位置、それらの間の距離や角度を決定するために行われます。測量は、土地の面積や高低差を正確に測定し、これを図面に表す作業として、土地の「面積の確定」と「境界の確定」を主な目的としています。

 日本における測量は、測量法に基づき管理されており、特定の測量作業には資格が必要です。基本測量や公共測量等は、登録された測量士または測量士補が技術者として従事することが義務付けられており、これらの測量を請け負うには、測量士が一人以上在籍する測量業者でなければなりません。また、不動産登記を目的とした測量は、土地家屋調査士の資格が必要とされています。

 測量の歴史は非常に古く、古代エジプト時代から存在しており、アジアを含む世界各地で古代より行われてきました。「測天量地」という言葉が示すように、天を測ることと地を量ることが測量の原点であり、時代が下って「測量」という言葉が使われるようになりました。日本では、1800年に伊能忠敬が日本地図作成のために行った蝦夷地での測量を、本格的な測量の始まりとしています。

 測量は、「角度・距離・高さ」の3つの要素を基本とし、これらを正確に測定することで土地の特性を把握し、利用計画の立案や環境管理など、様々な分野での基礎データとして活用されます。技術の進歩により、現代では衛星測位システム(GPS)などを利用した高度な測量技術も登場しており、より精密で効率的な測量が可能となっています。

記念日とかいろいろ

省庁などが作った記念日