7月8日の誕生花 カンパニュラ
カンパニュラは、キキョウ科のホタルブクロ属(Campanula)に属する植物の一つで、主に地中海沿岸地方に自生しています。300種以上が確認されており、その大部分は多年草で、一部には一年草や二年草も含まれます。草丈は30cmから2mと非常に幅があり、ロゼット型の根生葉を持ち、茎につく葉は互生する特徴があります。カンパニュラの花は、その名前が示す通り、鐘型(カンパニュラとはラテン語で小さな鐘を意味します)で、晩春から夏にかけて総状花序または穂状花序をなして咲きます。その花色は青や紫、白が主で、稀にピンク色のものもあります。
花言葉
カンパニュラの花言葉は「望み」です。この花言葉は、その花が咲き誇るさまがまるで人々の「望み」を天に届けようとするかのような様子からつけられたとされています。また、鐘が人々の祈りや願いを象徴する道具として古くから用いられてきたことも、カンパニュラという名前の由来であり、花言葉につながる要素とも言えます。
メッセージ
カンパニュラを贈るときのメッセージとしては、「あなたの望みが全て叶いますように」や、「私の願い、それはあなたの幸せ」などが考えられます。これらのメッセージはカンパニュラの花言葉「望み」を元にしており、贈られる人の望みや願いを念頭に置いたものです。
名称
カンパニュラは、ラテン語で「小さな鐘」を意味します。その名の通り、この植物の特徴的な花は鐘型であり、特に花が揺れ動くさまはまるで風鈴のようです。そのため、フウリンソウ(風鈴草)とも呼ばれています。また、英語名の「Bellflower(ベルフラワー)」も同じ意味を持っています。
その他
カンパニュラは、その鐘型の花や豊富な花色のバリエーションから広く観賞用として栽培されています。また、一部の種類は切り花としても人気があります。さらに、野生種の中には医療や化粧品の原料として利用されるものもあります。そのため、カンパニュラは花としてだけでなく、その利用価値からも広く愛されている植物です。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)