7月5日の誕生花 ラベンダー
ラベンダー(学名:Lavandula)はシソ科の半木本性植物で、その名前は古代ローマのラテン語で「洗う」を意味する「lavare」から来ています。その鮮やかな紫色と心地よい香りが特徴で、高温多湿に弱く、より寒冷な地域での栽培が適しています。北海道富良野のラベンダー畑などでよく見られるのが特徴的です。初夏から夏にかけて美しい青紫色の花を咲かせ、その独特の甘い香りは芳香植物として非常に高い評価を受けています。
花言葉
ラベンダーの花言葉は「疑問」および「鎮静」です。「疑問」は、ラベンダーの深い紫色の花が秘密めいた雰囲気を醸し出し、見る者に様々な問いを投げかけるように感じられることから生まれたと考えられています。一方、「鎮静」は、ラベンダーの香りにリラクゼーションや安らぎを感じ、心身を鎮める効果があることから付けられました。これらの花言葉は、ラベンダーが持つ美しさと香り、その効能が組み合わさって生まれたもので、その植物としての特性をよく表しています。
メッセージ
ラベンダーを贈るときのメッセージとしては、「あなたの心を静めて、深く考える時間を過ごしてほしい」や、「あなたの疑問や不安を落ち着かせるために」などが考えられます。これらのメッセージは、ラベンダーの花言葉「疑問」と「鎮静」に基づいています。
名称
ラベンダーの名前は古代ローマのラテン語で「洗う」を意味する「lavare」から来ており、これは古代ローマ人たちがラヴァンドラの香りの良さを利用して洗濯に用いたり、浴用香料として疲労や硬直した関節を和らげるために利用したことに由来しています。また、その学名である"Lavandula"は、他のヨーロッパ言語でラベンダーを指す言葉からリンネが命名したと言われています。
その他
ラベンダーはハーブとして古代エジプト、ギリシャ、ローマ、アラビア、ヨーロッパなどで薬や調理に利用されてきました。また、その香りはリラクゼーションや安らぎを与え、ストレスや不安を和らげる効果があるとされています。栽培は1930年代に本格的に行われるようになりましたが、それ以前は野生種の刈り取りがほとんどでした。現在でも、その美しさと香り、そしてその効能から、「ハーブの女王」とも称されています。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)