7月2日の誕生花 キンギョソウ
キンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhinum majus)は、オオバコ科キンギョソウ属の一年草または多年草で、南ヨーロッパから北アフリカの地中海沿岸地域を原産地とします。その特徴的な花形から、金魚や金魚の口に似ているとされ、その名がつけられました。花の色は赤、桃、白、橙、黄、複色と多彩で、その色鮮やかな花は穂状に数多く咲き、その姿はまさに金魚の群れを思わせます。株の姿は様々で、高性種から矮性種まであり、その形状や色彩の多様さから庭園植物として人気があります。
花言葉
キンギョソウの花言葉は「欲望」です。この花言葉は、その色とりどりの美しい花が人々の視線を引きつけ、人々がその美しさを望むようになることから来ています。また、金魚が中国文化では富や繁栄を象徴することから、欲望という花言葉がつけられたとも考えられます。
メッセージ
キンギョソウを贈るときのメッセージとしては、「あなたの美しさが私の欲望を刺激します」や、「あなたと共に過ごす時間が私の欲望を満たします」などが考えられます。これらのメッセージは、キンギョソウの花言葉「欲望」に基づいています。
名称
キンギョソウの名前は、その花が金魚や、金魚の口に似ていることから名付けられました。一方、学名のAntirrhinum majusは、「Antirrhinum」が「鼻のような」、「majus」が「大きな」を意味し、これらが合わさって「大きな鼻のような」という意味になります。これは果実の形状が動物の鼻に似ていることから付けられた名前です。
その他
キンギョソウは、その丈夫な性質と鮮やかな花色から、庭植えや鉢植え、そして切り花としても人気があります。また、一年草の扱いが多いものの、本来は多年草で、育て方によっては長く楽しむことも可能です。特に、品種改良が進んでおり、一重咲き、八重咲き、大きく開くペンステモン咲きの品種などがあります。その多様性と美しさから、世界中の庭園で愛されています。
文化
日本では、金魚の養殖で有名な愛知県弥富市の市の花にキンギョソウが選ばれています。このことからも、キンギョソウが人々に愛されていることが伺えます。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)