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7月6日の誕生花 ツユクサ

7月6日の誕生花 ツユクサ
ウィキペディアより

 ツユクサ(学名:Commelina communis)はツユクサ科ツユクサ属に属する一年生の草本で、日本を含む東アジア原産で、特に田んぼや道端などの湿った場所によく見られます。茎は這性を持ち、良く分枝します。葉は卵状披針形をしており、互生します。夏になると青色の花を咲かせますが、その花は朝に開き、夕方にはしぼんでしまいます。特に3つの花弁が特徴的で、うち2つが鮮やかな青色で目立ち、もう1つが白色で目立たないため、一見すると2つの花弁しかないかのように見えます。

花言葉

 ツユクサの花言葉は「尊敬」です。この花言葉は、ツユクサが日々早朝から夕方まで繰り返し花を咲かせる生命力や粘り強さ、そしてその美しさに対する敬意から来ていると言われています。また、その姿から朝の露(つゆ)を連想させることから「つゆ草」と呼ばれ、一日のうちで最も美しい時間である朝を象徴し、朝の清々しさや新たな始まりを感じさせるため、「尊敬」の花言葉がつけられました。

メッセージ

 ツユクサを贈るときのメッセージとしては、「あなたの生命力と美しさに敬意を表して」や、「新たな一日の始まりとともに、あなたの活力と前向きな姿勢に尊敬の念を抱いています」などが考えられます。これらのメッセージは、ツユクサの花言葉である「尊敬」に基づいています。

名称

 ツユクサの和名は、「露草」を意味し、その名の由来は朝の露を思わせるその花の美しさから名付けられました。また、学名の「Commelina」は、17世紀のオランダの植物学者、コメリン家の3人の兄弟にちなんでいます。兄弟のうち2人は植物学者として成功を収め、一方で1人は早世してしまったため、この事を表現するように2つの青い花弁と1つの目立たない白い花弁があることから名付けられたとされています。

その他

 ツユクサは、その美しい青色の花弁から得られる色素を使って、友禅などの染め物の下絵を描くための墨として用いられてきました。そのため、ツユクサは日本の伝統文化にも深く関わっています。また、ツユクサは薬草としても利用され、その全草が利尿作用や解熱作用を持つとされています。