7月29日の誕生花 ダリア
ダリアはキク科ダリア属に属する多年生草本植物で、メキシコからグアテマラの高地が原産地です。大輪種から小輪種まで、さまざまな花形、花色を持ち、優雅な中輪種や可憐な小輪種、シンプルな一重咲きや変化咲きなど多彩な品種があります。その多様性は他の花々と比べても際立っており、一般的にはデコラティブ咲きやカクタス咲きなど、10数種に分類されます。さらに、葉色が濃い銅葉系の品種や、木のように大きく育つ皇帝ダリア、チョコレートの香りのする品種など、多様性はさらに広がりを見せます。花色は青以外のどんな色でもあると言われるほど豊富で、特に花色が鮮明で花数の多い秋には花壇の主役となります。
花言葉
ダリアの花言葉は、「エレガント」です。これはその洗練された花姿や色彩豊かさからつけられたもので、ダリアは高貴で品のある美しさを象徴します。ナポレオンの后、ジョセフィーヌが愛したと言われるほどの美しさを持つダリアは、その姿から人々に感銘を与え、高雅さや品格を表現するのに適した花とされています。
メッセージ
ダリアを贈るときのメッセージとしては、「あなたの洗練された美しさに魅了されています」や、「あなたと過ごす時間はいつもエレガントで満たされています」といった感謝や敬意を示す言葉が考えられます。これらのメッセージは「エレガント」という花言葉を反映し、贈る人の心からの賛美を表現しています。
名称
「ダリア」の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデシュ・ダールに由来します。また、その花の形がボタンに似ていることから、日本では「テンジクボタン(天竺牡丹)」とも呼ばれています。
その他
ダリアは比較的栽培が容易で、開花期も長いため、庭や公園でよく見かけます。地中に肥大した球根を持ち、春植え球根として扱われることが多いです。一年草のように種から育てられるミニタイプの品種も多く育成されています。また、メキシコでは国花として選定されています。日本へは江戸末期にオランダ船によって渡来し、明治の中頃から盛んに栽培されるようになりました。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)