7月19日の誕生花 ゲッカビジン
ゲッカビジン(月下美人)は、サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物で、学名はEpiphyllum oxypetalumといいます。原産地はメキシコの熱帯雨林地帯で、その名の通り、美しい大輪の花を夜間に開花します。その姿は、白くて大きな花弁と強烈な芳香が特徴で、純白の花を咲かせることから「月下の美人」という名前がつけられました。また、その強烈な芳香から「ゲツライコウ(月齢香)」とも呼ばれています。
花言葉
ゲッカビジンの花言葉は「ただ一度の恋」です。これは、ゲッカビジンの特性、つまり、一晩だけ咲くというそのはかなさと、その間に放つ強烈な香りと美しさから生まれたものと思われます。夜の間だけに咲き誇るその美しさは、「ただ一度の恋」のように一生に一度だけ訪れるとても特別な瞬間を表現しています。
メッセージ
ゲッカビジンを贈るときのメッセージとしては、「私たちの出会いは一度きりの奇跡で、その美しさと価値を心から大切に思います」という意味を込めることができます。一夜だけの美しい開花が、「ただ一度の恋」という花言葉とリンクして、一度きりの価値ある経験や感情を示していると言えるでしょう。
名称
「ゲッカビジン」という名前は、その花の美しさと、一夜だけの開花に由来しています。まさに「月下の美人」という名の通り、夜の闇を照らすような白い花は、その美しさで人々を引きつけます。また、英名の"Dutchmans pipe cactus"や"A Queen of the Night"も、その夜間の美しい姿を表しています。
その他
ゲッカビジンは環境への適応力が高く、多湿な熱帯雨林から乾燥した環境まで様々な生息地に生育することができます。また、花や果実は食用にもなり、風味豊かな料理の素材として利用されることもあります。ワシントン条約附属書IIの適用対象となっており、自然保護の観点からも重要な植物です。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)