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7月1日の誕生花 ヒメユリ

7月1日の誕生花 ヒメユリ
ウィキペディアより

 ヒメユリ(姫百合、学名:Lilium concolor)は、ユリ科ユリ属に属する非耐暑性・耐寒性の多年生の球根植物です。東北南部から九州の山地の日当たりの良い草地に自生します。背丈は30cmから60cm程度で、茎は直立し、葉は互生する広線形で葉柄は無く、茎につきます。花期は6月から7月にかけてで、頭状花序を伸ばし、花径6〜7cmのユリ形の花を上向きに数輪〜十数輪咲かせます。花色は鮮やかな朱色で、内面には濃い色の斑点が見られます。これらの特徴から、英名ではスターリリー(Star lily)と呼ばれます。

花言葉

 ヒメユリの花言葉は「甘美」で、これはその美しさからくる甘美さを表しています。その小さな体から大胆な色の花を咲かせるその姿は、見る人々に甘美な感情を呼び起こします。この花言葉は、ヒメユリのその存在そのものを象徴しています。

メッセージ

 ヒメユリを贈るときのメッセージとしては、「あなたの存在は私にとって甘美で、私の心を満たします」や、「あなたとの時間は甘美な思い出を作り出します」などが考えられます。これらのメッセージは、ヒメユリの花言葉「甘美」に基づいています。

名称

 ヒメユリは、その可憐さから「姫百合」(ヒメユリ)と名付けられました。姫は小さく可愛らしいものを指す言葉で、この名前は小さなユリという意味を持ちます。学名のLilium concolorは、「Lilium」がラテン語でユリを、「concolor」が一色を表すことから、「一色のユリ」を意味します。これは、花の色が一色であることを表しています。

その他

 ヒメユリは、自生地の減少などにより、全国的な絶滅危惧種に指定されています。また、地下に小さい卵形で白色の鱗茎を持ち、その葉は長さ5〜10cmの線形で、葉の縁には半円形の突起があります。花被片はやや多肉質で6個あり、花粉は赤色です。また、果実は蒴果となります。これらの特性により、ヒメユリはその生息環境にうまく適応して生きています。