7月の誕生花 アサガオ
アサガオ(朝顔、学名: Ipomoea nil、英: Morning glory)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性の植物で、つる性であり、細毛を有する広三尖形の葉を持ちます。その花は大きく開いた円錐形で、真夏に開花します。原種の花色は薄青色ですが、現在では多数の園芸種が作られ花色が豊富になりました。特に、白やピンク、青、紫の花色を持つものや、花弁の中心に向かって筋状に白い模様が入る「曜白(ようじろ)」と呼ばれる模様があります。
花言葉
アサガオの花言葉は、「淡い恋」です。これは、花が早朝に開き、午前中に萎んでしまうそのはかない存在から来ています。また、つる性のアサガオが、他の物に絡みついて生きるその姿が、人々に恋心を抱く様子を連想させ、愛情の絆を表現する花言葉もあります。しかし、花言葉を一つに絞るとすれば、「淡い恋」がアサガオの持つ特性と最も一致します。
メッセージ
アサガオを贈るときのメッセージとしては、「私の思いははかなく、しかしあなたに向けられた真実の感情です」や、「一瞬の出会いも、淡い恋心を生むことがあります」などが考えられます。これらは、アサガオの花言葉「淡い恋」に基づいています。
名称
アサガオは、日本では「朝顔」と呼ばれることが多いですが、その学名は「Ipomoea nil」で、「Ipomoea」はラテン語で「Ipo」(芋虫)+「homoios」(似た)に由来し、蔓性で物に絡まり這い上がる様子を意味します。また、種小名の「nil」はラテン語で「藍色」を意味し、アサガオの代表色を表しています。
その他
アサガオの種子は漢方薬として利用され、その昔中国ではアサガオと牛を交換するほど高価なものでした。そのため、アサガオはその価値と美しさから、高貴な花とされてきました。
文化
アサガオは日本で古くから親しまれている花で、特に江戸時代からの改良の歴史があります。また、アサガオは日本の文化や風習に深く結びついており、夏の風物詩ともなっています。さらに、その蔓性を利用して、あんどん仕立てやつるを長く伸ばしてカーテンのように仕立てる方法が代表的ですが、つるが伸びない矮性の品種もあります。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)