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7月の誕生花 アサガオ

7月の誕生花 アサガオ
ウィキペディアより

 アサガオ(朝顔、学名: Ipomoea nil、英: Morning glory)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性の植物で、つる性であり、細毛を有する広三尖形の葉を持ちます。その花は大きく開いた円錐形で、真夏に開花します。原種の花色は薄青色ですが、現在では多数の園芸種が作られ花色が豊富になりました。特に、白やピンク、青、紫の花色を持つものや、花弁の中心に向かって筋状に白い模様が入る「曜白(ようじろ)」と呼ばれる模様があります。

花言葉

 アサガオの花言葉は、「淡い恋」です。これは、花が早朝に開き、午前中に萎んでしまうそのはかない存在から来ています。また、つる性のアサガオが、他の物に絡みついて生きるその姿が、人々に恋心を抱く様子を連想させ、愛情の絆を表現する花言葉もあります。しかし、花言葉を一つに絞るとすれば、「淡い恋」がアサガオの持つ特性と最も一致します。

メッセージ

 アサガオを贈るときのメッセージとしては、「私の思いははかなく、しかしあなたに向けられた真実の感情です」や、「一瞬の出会いも、淡い恋心を生むことがあります」などが考えられます。これらは、アサガオの花言葉「淡い恋」に基づいています。

名称

 アサガオは、日本では「朝顔」と呼ばれることが多いですが、その学名は「Ipomoea nil」で、「Ipomoea」はラテン語で「Ipo」(芋虫)+「homoios」(似た)に由来し、蔓性で物に絡まり這い上がる様子を意味します。また、種小名の「nil」はラテン語で「藍色」を意味し、アサガオの代表色を表しています。

その他

 アサガオの種子は漢方薬として利用され、その昔中国ではアサガオと牛を交換するほど高価なものでした。そのため、アサガオはその価値と美しさから、高貴な花とされてきました。

文化

 アサガオは日本で古くから親しまれている花で、特に江戸時代からの改良の歴史があります。また、アサガオは日本の文化や風習に深く結びついており、夏の風物詩ともなっています。さらに、その蔓性を利用して、あんどん仕立てやつるを長く伸ばしてカーテンのように仕立てる方法が代表的ですが、つるが伸びない矮性の品種もあります。