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7月28日の誕生花 グロリオーサ

7月28日の誕生花 グロリオーサ
ウィキペディアより

 グロリオサは、イヌサフラン科グロリオサ属の多年生植物で、熱帯アジア及びアフリカ原産です。半蔓性の植物であり、葉先が巻きひげになって他の植物に巻きつくことで高さ3メートルにも達することがあります。花の色は鮮やかな赤からオレンジで、花びらは長く端が波打って反り返って咲きます。そのため、"クライミングリリー"とも呼ばれています。低温には弱いため、日本では暖かい場所で芽出しした球根を春に植えることが一般的です。日本でも高知県などで観賞用の球根の商業栽培が行われています。

花言葉

 グロリオサの花言葉は、「光栄」です。"Gloriosa"という名前自体が、ラテン語で「見事な」、「光栄」を意味する言葉から来ており、その鮮やかな色と美しい花姿から、素晴らしさや光栄を象徴する花とされています。この花は、自身が輝くように、周囲をも明るく彩る存在と捉えられ、誇り高く咲き誇る姿が「光栄」を象徴します。

メッセージ

 グロリオサを贈る時のメッセージとしては、「あなたの輝きに感服します」や、「あなたと過ごす時間は私にとって光栄です」といった感謝や敬意を示す言葉が考えられます。これらのメッセージは「光栄」という花言葉を反映し、贈る人の心からの尊敬の念を表現しています。

名称

 「グロリオサ」は、ラテン語の「Gloriosa」が由来となっており、「見事な」、「光栄」という意味があります。また、「ユリグルマ」、「キツネユリ」などとも呼ばれます。これらの名前は、その見事な花姿や色彩が高い評価を受け、人々に愛されてきた歴史を示しています。

その他

 グロリオサの球根にはコルヒチンが含まれており、痛風の薬として利用されることもありますが、同時に猛毒を含んでいるため、絶対に食べることはできません。また、ジンバブエ共和国では国花として選定されています。これらの事実は、グロリオサがその美しさだけでなく、医学的な利用や国の象徴としての役割も果たしていることを示しています。