7月28日の誕生花 グロリオーサ
グロリオサは、イヌサフラン科グロリオサ属の多年生植物で、熱帯アジア及びアフリカ原産です。半蔓性の植物であり、葉先が巻きひげになって他の植物に巻きつくことで高さ3メートルにも達することがあります。花の色は鮮やかな赤からオレンジで、花びらは長く端が波打って反り返って咲きます。そのため、"クライミングリリー"とも呼ばれています。低温には弱いため、日本では暖かい場所で芽出しした球根を春に植えることが一般的です。日本でも高知県などで観賞用の球根の商業栽培が行われています。
花言葉
グロリオサの花言葉は、「光栄」です。"Gloriosa"という名前自体が、ラテン語で「見事な」、「光栄」を意味する言葉から来ており、その鮮やかな色と美しい花姿から、素晴らしさや光栄を象徴する花とされています。この花は、自身が輝くように、周囲をも明るく彩る存在と捉えられ、誇り高く咲き誇る姿が「光栄」を象徴します。
メッセージ
グロリオサを贈る時のメッセージとしては、「あなたの輝きに感服します」や、「あなたと過ごす時間は私にとって光栄です」といった感謝や敬意を示す言葉が考えられます。これらのメッセージは「光栄」という花言葉を反映し、贈る人の心からの尊敬の念を表現しています。
名称
「グロリオサ」は、ラテン語の「Gloriosa」が由来となっており、「見事な」、「光栄」という意味があります。また、「ユリグルマ」、「キツネユリ」などとも呼ばれます。これらの名前は、その見事な花姿や色彩が高い評価を受け、人々に愛されてきた歴史を示しています。
その他
グロリオサの球根にはコルヒチンが含まれており、痛風の薬として利用されることもありますが、同時に猛毒を含んでいるため、絶対に食べることはできません。また、ジンバブエ共和国では国花として選定されています。これらの事実は、グロリオサがその美しさだけでなく、医学的な利用や国の象徴としての役割も果たしていることを示しています。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)