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7月7日の誕生花 ビヨウヤナギ

7月7日の誕生花 ビヨウヤナギ
ウィキペディアより

 ビヨウヤナギ(学名:Hypericum monogynum)は、オトギリソウ科オトギリソウ属に属する耐寒性半常緑低木で、中国原産です。葉は十字に対生し、茎断面は丸く、雄蕊が花弁より長いのが特徴的です。花弁は黄色で、五弁花が初夏に上向きに咲き、その雄しべが特に目立ちます。ビヨウヤナギの花は6月から7月にかけて長期間にわたって咲きます。株は大きくならず、比較的小さな庭やスペースでも栽培が可能で、そのため庭木や生け垣、公園樹として利用されることが多いです。

花言葉

 ビヨウヤナギの花言葉は「気高さ」です。この花言葉は、ビヨウヤナギが咲かせる金色に輝く美しい花と、その花を上向きに咲かせる姿勢から、「気高さ」を象徴する存在とされ、その花言葉がつけられました。ビヨウヤナギの花は、その豊かな黄色と細長い雄しべから発する独特の雰囲気が、「気高さ」を感じさせます。

メッセージ

 ビヨウヤナギを贈るときのメッセージとしては、「あなたの気高さに心から敬意を表しています」や、「あなたの上向きな姿勢には常に感銘を受けています」などが考えられます。これらのメッセージは、ビヨウヤナギの花言葉である「気高さ」を念頭に置いています。

名称

 ビヨウヤナギの名前は、柳の葉に似たその葉形から名付けられています。また、「美容」の名は、その美しい花が女性の美しさを象徴しているとされ、また、未央柳(ビオウヤナギ)とも呼ばれることがあり、これは中国の長安の都で玄宗皇帝が楊貴妃とともに暮らした未央宮に植えられていた柳の葉に似ていることから来ています。なお、ビヨウヤナギは中国では金糸桃とも呼ばれています。

その他

 ビヨウヤナギは古くから観賞用に栽培されてきましたが、その他にも、薬用植物として利用されることがあります。ビヨウヤナギに含まれるヒペリシンという成分には抗鬱作用があり、抗鬱薬として利用されることがあります。しかし、効果・効能には個人差があり、副作用の可能性もあるため、自己判断での使用は避け、必要に応じて医療機関の指導を受けることが推奨されています。