7月7日の誕生花 ビヨウヤナギ
ビヨウヤナギ(学名:Hypericum monogynum)は、オトギリソウ科オトギリソウ属に属する耐寒性半常緑低木で、中国原産です。葉は十字に対生し、茎断面は丸く、雄蕊が花弁より長いのが特徴的です。花弁は黄色で、五弁花が初夏に上向きに咲き、その雄しべが特に目立ちます。ビヨウヤナギの花は6月から7月にかけて長期間にわたって咲きます。株は大きくならず、比較的小さな庭やスペースでも栽培が可能で、そのため庭木や生け垣、公園樹として利用されることが多いです。
花言葉
ビヨウヤナギの花言葉は「気高さ」です。この花言葉は、ビヨウヤナギが咲かせる金色に輝く美しい花と、その花を上向きに咲かせる姿勢から、「気高さ」を象徴する存在とされ、その花言葉がつけられました。ビヨウヤナギの花は、その豊かな黄色と細長い雄しべから発する独特の雰囲気が、「気高さ」を感じさせます。
メッセージ
ビヨウヤナギを贈るときのメッセージとしては、「あなたの気高さに心から敬意を表しています」や、「あなたの上向きな姿勢には常に感銘を受けています」などが考えられます。これらのメッセージは、ビヨウヤナギの花言葉である「気高さ」を念頭に置いています。
名称
ビヨウヤナギの名前は、柳の葉に似たその葉形から名付けられています。また、「美容」の名は、その美しい花が女性の美しさを象徴しているとされ、また、未央柳(ビオウヤナギ)とも呼ばれることがあり、これは中国の長安の都で玄宗皇帝が楊貴妃とともに暮らした未央宮に植えられていた柳の葉に似ていることから来ています。なお、ビヨウヤナギは中国では金糸桃とも呼ばれています。
その他
ビヨウヤナギは古くから観賞用に栽培されてきましたが、その他にも、薬用植物として利用されることがあります。ビヨウヤナギに含まれるヒペリシンという成分には抗鬱作用があり、抗鬱薬として利用されることがあります。しかし、効果・効能には個人差があり、副作用の可能性もあるため、自己判断での使用は避け、必要に応じて医療機関の指導を受けることが推奨されています。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)