7月4日の誕生花 ハマナス
ハマナス(浜茄子、学名:Rosa rugosa)は、バラ科バラ属の落葉低木で、中国・朝鮮半島・日本原産です。その名称は、海岸の砂地(「ハマ」=浜)に生え、熟した果実の形状や味が梨(「ナス」=茄子)に似ていることから来ています。海岸の砂地に生息する性質からハマナスとも呼ばれ、その頑丈さから海岸の防潮林としての役割も果たします。
ハマナスは、桃色の花を咲かせ、芳香があり、その香りは香料の原料として利用されます。また、花の形状は牡丹の花を小さくし、一重にしたような美しさがあります。枝がよく分岐し、茎には鋭い刺があります。秋には紅色の実をつけ、これらの果実はビタミンCが豊富で、「ローズヒップ」と呼ばれ、ジャムや茶として利用されます。
花言葉
ハマナスの花言葉は「あなたを待つ」です。これは、ハマナスの花が咲き始める季節である夏の始まりとともに、誰かを待つという期待とともに季節が進行する様子を表現しています。また、海岸で耐え忍び、美しい花を咲かせるハマナスの姿が、待つ人の心情や純粋な愛情を象徴しているとも解釈できます。
メッセージ
ハマナスを贈るときのメッセージとしては、「私はあなたを待ち続けています」や、「耐え忍んだ末の美しさ、それが私の愛です」などが考えられます。これらのメッセージは、ハマナスの花言葉「あなたを待つ」に基づいています。
名称
ハマナスの名前は、海岸の砂地に生息する性質と、熟した果実が梨に似ていることから、その名がつけられたと考えられています。また、「ハマナシ(浜梨)」とも呼ばれ、海岸に生え、熟した果実が甘酸っぱいので、梨に例えられたことが由来とされています。
その他
ハマナスは、ビタミンCが豊富な果実をつけることから、栄養価が高いとされ、食用や健康食品の原料として利用されます。また、その美しい花は観賞用としても人気があり、防風林としての役割と美しさを兼ね備えているところが特徴的です。
7月の誕生花
7月の誕生花一覧
- 姫百合(7月1日)
- 金魚草(7月2日)
- ヒナゲシ(7月3日)
- 浜茄子(7月4日)
- ラベンダー(7月5日)
- 露草(7月6日)
- ビヨウヤナギ(7月7日)
- カンパニュラ(7月8日)
- クチナシ(7月9日)
- トルコ桔梗(7月10日)
- 瑠璃玉薊(7月11日)
- タイマツバナ(7月12日)
- ペチュニア(7月13日)
- ヤマユリ(7月14日)
- 薔薇(ピンク)(7月15日)
- 日日草(7月16日)
- ムギワラギク(7月17日)
- バーベナ(7月18日)
- 月下美人(7月19日)
- 丘虎の尾(7月20日)
- ハルシャギク(7月21日)
- 夕化粧(7月22日)
- 待宵草(7月23日)
- 芍薬(7月24日)
- ハイビスカス(7月25日)
- カラー(7月26日)
- 百日草(7月27日)
- グロリオーサ(7月28日)
- ダリア(7月29日)
- スカビオサ(7月30日)
- ルドベキア(7月31日)