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11月24日 冬にんじんの日

冬にんじんの日
引用元:Vegeday

 11月24日は冬にんじんの日。カゴメのにんじんジュースや、にんじんの入った野菜果実ミックスジュースなどを飲んで、健康になってもらおうと、カゴメ株式会社が制定し、日本記念日協会が認定した。

 日付は、冬にんじんの旬である11月と、「にんじん(24)」の語呂合わせから、11月24日とした。

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 冬にんじんは、10月から12月にかけて旬を迎え、この時期に収穫されるにんじんは、甘みが増し、栄養価も高まることが特徴です。冬になるとにんじんは寒さに反応して糖度が上がります。このため、冬に収穫されるにんじんは、その他の季節に比べて甘く、風味豊かであり、料理においても多くのメリットを提供します。

 にんじんはβカロチンを豊富に含んでいます。この成分は体内でビタミンAに変換され、眼の健康維持や免疫力の向上、皮膚や粘膜の健康を支える役割を担います。特に冬の寒い時期には、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防に役立つため、積極的に摂取したい栄養素です。

 また、にんじんに含まれるカリウムは、余分な塩分を体外に排出する効果がありますので、高血圧の予防にも有効です。冬に多い塩分を多く含む料理に対して、にんじんを取り入れることはバランスの取れた食生活に寄与します。

 調理面では、にんじんは加熱することでβカロチンの吸収率が向上します。特に油と一緒に調理することで、さらにその吸収率を高めることができます。炒め物やシチュー、スープなど、多くの料理に使用できる万能な野菜です。シチューやポトフなどの煮込み料理に加えることで、甘みと栄養をさらに引き出すことができます。

 冬にんじんはその栄養価の高さと、料理への応用の広さから、寒い季節の食卓には欠かせない食材です。色鮮やかで、料理の見た目を華やかにする効果もあるため、冬場の食事を楽しく彩ることができます。

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