3月3日 耳の日
3月3日は耳の日。難聴と言語障害を持つ人達の悩みを少しでも解決したいという願いから、一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会が制定した。
日付は、「
「耳の日(3月3日)」「鼻の日(8月7日)」「ひげの日(8月8日)」「目の愛護デー(10月10日)」は、合わせて日本四大顔面記念日と呼ばれているとかいないとか。
耳の豆知識
耳の役割は音を聞くことだけではなく、平衡感覚を司る器官でもある。三半規管が特に有名。ちなみに三半規管は鍛えることができる。
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耳は私たちの五感の一つであり、日常生活を豊かにする大切な器官です。音や会話を通じて外部の情報をキャッチし、私たちに様々な情報を伝える役割を果たしています。しかし、その重要性にもかかわらず、耳の健康について意識的に考えることは少ないかもしれません。耳のトラブルや病気は、早期発見と適切な治療が非常に重要です。特に「突発性難聴」や「中耳炎」など、放置すると永久的な聴力低下を引き起こす可能性がある疾患もあります。
耳の健康を保つためには、日常のケアや習慣が大切です。耳掃除は、2~3週間に1回程度が目安とされており、耳垢の過度な掃除は避けるよう心がけることが求められます。また、耳掃除に使用する道具も、安全で清潔に保たれたものを使用することが推奨されています。大音量での音楽の長時間の聴取や、疲労やストレスも聴力に影響を与えるため、日々の生活習慣の見直しも大切です。
食生活も耳の健康に影響を与えます。黒ゴマやほうれん草、海草類などのビタミンやミネラルを豊富に含む食材の摂取は、耳の健康をサポートします。特に、骨の健康を保つカルシウムは、鶏肉やえんどう豆、しらす干しといった食材から補給することが推奨されています。
私たちの日常生活の中で、耳の健康を守るための意識や行動は非常に大切です。聞こえる喜びを一生涯楽しむために、日頃から耳の健康を大切にし、適切なケアや生活習慣を心がけることで、質の高い生活を送ることができるでしょう。