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8月15日の誕生花 ハス

8月15日の誕生花 ハス
ウィキペディアより

 ハス(学名:Nelumbo nucifera)は、ハス科ハス属の多年生水生植物で、インドを原産地としています。ハスの葉は直径が30~50cmにもなり、緑色で円形、全縁です。特徴的なのは、その撥水性(水を弾く性質)であり、これは「ロータス効果」と呼ばれています。水底の泥中に育つ塊茎は、レンコンとして食用にされますが、観賞用と食用用には別の系統があり、観賞用の塊茎は食用には適していません。花の色はピンクで、黄色い花を咲かせるハスはキバナハスと呼ばれます。

花言葉

 ハスの花言葉は「清らかな心、高潔、真実の愛」です。これらの花言葉は、ハスが泥に生えながらも泥に汚れず、美しい花を咲かせることから来ています。ハスの花は泥の中から純白や淡いピンクの美しい花を咲かせ、その清潔さと美しさから「清らかな心」、「高潔」を象徴します。また、ハスは一度咲くと長く美しい花を保つことから、「真実の愛」を意味します。

メッセージ

 ハスを贈るときのメッセージは「あなたの清らかな心に引かれています」です。これは、相手の純粋さや誠実さ、またはその道徳的な美徳に惹かれていることを示しています。これは、ハスの花言葉「清らかな心」から導き出されています。

名称

 ハスという名前は日本での古名「はちす」から来ています。これは、花托の形状が蜂の巣に似ていることから名付けられました。「はす」はその転訛です。また、英語ではロータス(Lotus)と呼ばれています。

その他

 ハスは、観賞用だけでなく、食用や薬用にも使われています。特に、塊茎であるレンコンは、料理に幅広く用いられています。また、葉や種子も食用になります。漢方薬では、葉が「荷葉(かよう)」として利用されています。

文化

 ハスはアジアの各地で文化的な価値を持っており、特に仏教においては重要な象徴とされています。ハスが泥から生じることを、浄土への復活や啓示のシンボルと見なす信者も多くいます。また、仏教の宗派によっては、仏陀が生まれたとき地面からハスの花が咲いたとされ、その瞬間を描いた絵画も多数存在します。