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8月3日の誕生花 金盞花

8月3日の誕生花 金盞花
ウィキペディアより

 キンセンカは、キク科キンセンカ属の一年草で、地中海沿岸地域を中心に20種ほどの原種が存在します。その中でも、オフィシナリス種はトウキンセンカとも呼ばれ、最も多く栽培されています。この草花は、茎葉に独特の臭気を放つ特徴があります。また、草丈や花の大きさ、花弁の数などは品種によりさまざまで、黄色やオレンジ色の暖色系の花を長期間咲かせ続けます。花は朝開花し、夕方閉じる一日花です。特に、花の中心部が黒いものが多く、その見た目から「金色の盃」と称されることもあります。

花言葉

 キンセンカの花言葉は「変身」または「再生」です。これは、キンセンカの花が一日花でありながら長期間にわたって花を咲かせ続ける生命力から来ています。日々新たに咲き、そして閉じるそのサイクルは、「変身」や「再生」を象徴しています。そのため、この花は新たなスタートや生まれ変わりを意味するシンボルとされています。

メッセージ

 キンセンカを贈るときのメッセージは「あなたの新たなスタートを応援しています」や「あなたが再生する力を持つことを信じています」といったように、新たな始まりや変身を迎える人へのエールや励ましのメッセージを込めることができます。

名称

 キンセンカという名前は、花の姿が金色の盃に見えることから名づけられました。その一方で、学名のCalendula officinalisはラテン語のCalendae(毎月の第1日)とofficinalis(薬用の)を組み合わせたもので、一日花でありながら長期間花を咲かせることと、古くから薬用に利用されてきたことを表しています。

その他

 キンセンカは育てやすい性質を持つため、花壇やコンテナでの栽培が一般的です。また、薬用や料理の着色料としても利用され、特にオフィシナリス種は「ポット・マリーゴールド」とも呼ばれています。さらに、南房総や淡路島などの暖地では、古くから切り花として栽培されており、冬から早春の風物詩となっています。