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8月9日の誕生花 ブーゲンビリア

8月9日の誕生花 ブーゲンビリア
ウィキペディアより

 ブーゲンビリアは、鮮やかな色彩と壮大な成長性が特徴的なつる性の低木で、広範囲にわたって美しい花を咲かせます。この植物は、中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林が原産地で、その名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルにちなんで名付けられました。花色は一見、赤から白、ピンク、マゼンタ、紫、橙、黄と多彩に見えますが、実際には、これら色づいた部分は花ではなく苞(ほう)と呼ばれる葉状の部分で、真の花はその中心にある小さな3つの白い部分です。別名としては、日本では「イカダカズラ」や「ココノエカズラ」とも呼ばれています。

花言葉

 ブーゲンビリアの花言葉は、「熱烈な愛」です。これはその鮮やかな色彩と情熱的な成長力が、熱情的な愛情を象徴していると考えられるからです。この鮮やかな色彩と、その生命力からは、溢れんばかりの情熱と愛情を感じることができます。そのため、ブーゲンビリアの花言葉は、その外見と生命力から生まれた象徴的な意味を持つことになります。

メッセージ

 ブーゲンビリアの花言葉「熱烈な愛」から考えると、この花を贈るときのメッセージは、「私の強く燃える愛を感じてください」や「あなたへの私の情熱を伝えたい」などといったものになるでしょう。この花は、その鮮やかな色彩と強い生命力を通じて、強い感情と熱意を伝えるのに適しています。

名称

 ブーゲンビリアの名前は、フランスの航海者ブーゲンビルに由来しますが、日本では異なる名前でも呼ばれています。「イカダカズラ」や「ココノエカズラ」は、その豪快な成長性と絡まり合うように伸びるつるが、筏や重ねた葛を連想させるためにつけられた名前でしょう。その日本名は、ブーゲンビリアの特性をよく表しています。

その他

 ブーゲンビリアは熱帯各地でよく見かけられ、ハワイでは門のアーチや生垣などの装飾に使われます。また、その鮮やかな色彩と豊富な開花は、庭や公園を彩るための絶好の選択肢となります。しかし、その育て方には注意が必要で、肥料と水を過剰に与えると、枝葉ばかり茂り花はほとんど咲かなくなることもあります。肥料と水やりを適切に調整することで、年間を通じて美しい花を楽しむことができます。