8月1日の誕生花 オシロイバナ
オシロイバナは、その美しい花と香りから庭植えや鉢植えで人気があります。原産地は南アメリカで、特にメキシコやペルーに多く分布しています。日本では野生化しており、夏の間、各地の庭や道端でその美しい花を見ることができます。初夏から秋にかけて、夕方から翌朝にかけて咲く花は、その色彩の美しさから「四時花」や「紫茉莉」とも呼ばれています。花色には赤、白、黄色、ピンクなどがあり、1株で色違いの花が咲く品種もあります。この花の形状はラッパ型で、その美しさから観賞用として人気があります。さらに、夜になると花は開き、独特の芳香を漂わせます。
花言葉
オシロイバナの花言葉は「あなたを想う」です。この花言葉は、夜にこっそりと咲くその花の性質から来ています。夜間に静かに咲く花は、他の花が眠る中で自身の美しさを発揮し、それはまるで秘密の愛を表現するかのようです。そのため、オシロイバナは内緒の思いを伝える花とも言えるでしょう。
メッセージ
「あなたのことを静かに思っています」、「私の気持ちはあなただけに」といった、秘密の愛を伝えたいときにオシロイバナを贈ると良いでしょう。また、「あなたがいない夜も、私はあなたを想っています」といったメッセージと共に贈ることで、その思いをより強く伝えることができます。
名称
オシロイバナの名前の由来は、その種子の中に白粉のような胚乳が含まれていることから来ています。オシロイバナの種子を割ると白い粉が現れ、それがまるでおしろい(化粧粉)のように見えることからこの名が付けられました。なお、学名のMirabilis jalapaは、「奇跡のヤラッパ(メキシコの町の名前)」を意味します。これはその美しい花が奇跡的な美しさを持つことから名付けられました。
その他
オシロイバナは、その美しい見た目だけでなく、医療や美容にも利用されることがあります。根と種子には毒性を持つ成分が含まれていますが、これが適量で使用されると、薬効を発揮します。中国では、根や葉が漢方薬として用いられることもあります。また、種子の中の白い胚乳は、肌に優しい成分を含んでいるため、美容製品にも使われます。
文化
オシロイバナは日本に古くから伝わり、庭の飾りやお祝いの席の装飾など、様々な場面で用いられてきました。その美しさと香りから、花火や夏祭りの象徴ともされ、季節の風情を感じさせてくれます。また、その美しい花が夜に開く特性から、月見の席などでよく使われます。
8月の誕生花
8月の誕生花一覧
- オシロイバナ(8月1日)
- ノコギリソウ(8月2日)
- 金盞花(8月3日)
- ヒナゲシ(8月4日)
- 百日紅(8月5日)
- 朝顔(8月6日)
- アンスリウム(8月7日)
- 睡蓮(8月8日)
- ブーゲンビレア(8月9日)
- タンジー(8月10日)
- ハクチョウゲ(8月11日)
- キバナコスモス(8月12日)
- 鷺草(8月13日)
- 鬼灯(8月14日)
- 蓮(8月15日)
- ペチュニア(8月16日)
- ネムノキ(8月17日)
- タチアオイ(8月18日)
- フランネルフラワー(8月19日)
- マリーゴールド(8月20日)
- 松葉牡丹(8月21日)
- トレニア(8月22日)
- ルコウソウ(8月23日)
- ヒメヒオウギズイセン(8月24日)
- ヒオウギ(8月25日)
- センジュガンピ(8月26日)
- タイム(8月27日)
- クロユリ(8月28日)
- ソラナム(8月29日)
- 月見草(8月30日)
- 初雪草(8月31日)