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8月18日の誕生花 タチアオイ

8月18日の誕生花 タチアオイ
ウィキペディアより

 タチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea、シノニム:Alcea rosea)は、アオイ科ビロードアオイ属の多年草です。原産地はトルコで、高さは2-3メートルに達することがあります。葉は心臓形で、5〜7の浅い裂片があります。花は一重と八重があり、色は赤、ピンク、黄色、白など多種多様で、その大きさは7-10センチ程度と非常に目立ちます。初夏に大きな花茎を伸ばし、下から上に向かって咲きます。タチアオイはその耐寒性と耐暑性から、庭園でよく用いられ、さまざまな風情を演出します。しかし、アオイ科特有の問題として、虫害に悩まされやすいことが指摘されています。

花言葉

 タチアオイの花言葉は「永遠の美」です。その豊かな色彩と優美な姿から、タチアオイは美の象徴とされてきました。また、この美しさがひと夏だけでなく、毎年続くことから「永遠の美」が花言葉として定着しました。タチアオイはその存在感と耐性から多年にわたって庭を彩り、その美しさは時を超えて輝きを放つとされています。

メッセージ

 タチアオイを贈るときのメッセージは「あなたの美しさは永遠に続く」です。これは花言葉「永遠の美」に基づいており、贈る人の心からの賛美と尊敬を伝えるものです。特にタチアオイはその美しさが長期間続くことから、恒久的な愛情や絆を象徴する花ともされています。

名称

 「タチアオイ」という名前は、その高さと花の形状から来ています。タチ(立ち)は植物が直立する様子を、アオイは古代の言葉で花を指す言葉で、直訳すれば「立つ花」という意味になります。特にタチアオイはその高さと大きな花で、他の植物よりも一際目立つ特徴を持ち、その姿から名前がつけられました。

その他

 タチアオイは古来、薬草としても利用されてきました。属名のAlthaeaは古代ギリシャ語で「治療」を意味し、根や茎には咳を抑える効果があるとされています。また、種子には便秘解消の効果があり、漢方薬としても用いられてきました。