8月7日の誕生花 アンスリウム
アンスリウムは、熱帯アメリカを原産地とするサトイモ科の植物で、その中でも特にアンドレアヌム種の改良品種が多く流通しています。株立ちで自然と姿はまとまり、やや大型のものから矮性の品種まで揃っています。長い葉柄の先には、緑色でハート形をした葉が広がり、その葉脈の模様が美しいのも特徴的です。葉の色は濃緑で、弱いツヤがあります。
アンスリウムの最大の特徴は、その花(正確には仏炎苞)で、ハート形をした色鮮やかな苞が印象的で、赤、ピンク、白など様々な色があります。これらの色づく部分は仏縁苞と呼ばれ、花そのものはこの苞の中心部から伸びるひも状の花序(肉穂花序)に小さく付いています。そのため、花そのものは小さくて目立ちませんが、色鮮やかな仏炎苞が目立つようになっています。
花言葉
アンスリウムの花言葉は、「男性的な美しさ」です。これは、アンスリウムの花序が男性器を連想させる形状をしていることから来ています。花言葉は、その植物が持つ形状や色、性質などを基にして考えられることが多く、アンスリウムの花言葉もその例外ではありません。その強靭な葉や立派な花序、鮮やかな色彩から、男性的な力強さや美しさを象徴しています。
メッセージ
アンスリウムの花言葉「男性的な美しさ」から考えると、この花を贈るときのメッセージは、「あなたの男性的な魅力に惹かれています」や「あなたの力強さと美しさを尊敬しています」などといったものになるでしょう。これは、相手の男性的な特性や強さ、魅力を認め、賞賛する気持ちを伝えるのに適したメッセージと言えます。
名称
アンスリウムは、学名で「Anthurium andreanum」と呼ばれ、これはギリシャ語の ”anthosaura”(花)と ”oura”(尾)からの造語で、肉穂花序を ”尾のような花”を表現したことによります。また、「フラミンゴフラワー」や「ボーイフラワー」とも呼ばれます。これらの名称は、その特徴的な形状や色彩からつけられています。
その他
アンスリウムは、一年を通じて開花することが可能で、その長持ちする美しさから、観賞用だけでなく、インテリアや花束、ブーケとしてもよく用いられます。また、温度管理が可能であれば、四季を通じて開花することが可能で、そのためには温度や湿度などの環境管理が重要となります。
8月の誕生花
8月の誕生花一覧
- オシロイバナ(8月1日)
- ノコギリソウ(8月2日)
- 金盞花(8月3日)
- ヒナゲシ(8月4日)
- 百日紅(8月5日)
- 朝顔(8月6日)
- アンスリウム(8月7日)
- 睡蓮(8月8日)
- ブーゲンビレア(8月9日)
- タンジー(8月10日)
- ハクチョウゲ(8月11日)
- キバナコスモス(8月12日)
- 鷺草(8月13日)
- 鬼灯(8月14日)
- 蓮(8月15日)
- ペチュニア(8月16日)
- ネムノキ(8月17日)
- タチアオイ(8月18日)
- フランネルフラワー(8月19日)
- マリーゴールド(8月20日)
- 松葉牡丹(8月21日)
- トレニア(8月22日)
- ルコウソウ(8月23日)
- ヒメヒオウギズイセン(8月24日)
- ヒオウギ(8月25日)
- センジュガンピ(8月26日)
- タイム(8月27日)
- クロユリ(8月28日)
- ソラナム(8月29日)
- 月見草(8月30日)
- 初雪草(8月31日)