8月の誕生花 ヒマワリ
ヒマワリ(向日葵、学名: Helianthus annuus)はキク科ヒマワリ属の一年草で、北アメリカ原産であり、その名の通り太陽に向かって花を咲かせることから、その名がつきました。黄色で大きな花をつけ、中心部は黒や茶色で、これらが一つの大きな花に見えるようになっていますが、実際には頭状花序と呼ばれる多数の小花が集まったものです。花弁の部分は舌状花、中心部は筒状花と呼ばれています。
別名で、サンフラワー(Sunflower)や、コモン・サンフラワー(Common Sunflower)、ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(火車)などとも呼ばれます。多種多様な品種があり、観賞以外にも種子を食用にしたり、油を搾ったり、飼料に利用することもあります。
花言葉
ヒマワリの花言葉は「栄光」です。これは、ヒマワリが太陽に向かって咲く様子から、太陽のような栄光や繁栄を象徴するとされたためです。また、ヒマワリがどんなに厳しい環境でも力強く生き抜く姿から、成功や勝利を追い求める意志の強さを表すともされています。つまり、ヒマワリの花言葉「栄光」は、強い意志と太陽のような輝きを持つ存在を象徴していると言えます。
メッセージ
ヒマワリを贈るときのメッセージとしては、「あなたの力強さに敬意を表します」や、「あなたとともに栄光を追い求めたい」などが考えられます。これらのメッセージは、ヒマワリの花言葉「栄光」を具体化したものであり、贈り主の尊敬や共感、志向の高さを示します。
名称
ヒマワリの名前の由来は、「太陽を追いかける」という特性から来ています。植物学名の「Helianthus」もギリシャ語の「helios(ヘリオス、太陽)」と「anthos(アントス、花)」から派生しています。なお、これは若いヒマワリが日の出から日没まで太陽の動きに花の向きを合わせる、いわゆる「ヘリオトロピズム(太陽追従性)」という性質に由来しています。ただし、成熟したヒマワリはこの性質を失い、花は常に東を向くようになります。
その他
ヒマワリは一年生の草本で、一般に背丈は2-3m、一部の品種ではそれ以上にも成長します。しかし、品種改良により、様々な背丈や花色のヒマワリが開発されており、背が低くて花径が小さい矮性種もあります。また、ヒマワリは草丈が高いため風に強く、日当たりが良く、水はけの良い場所を好みます。そのため、庭や畑、道端など様々な場所で育つことができます。
文化
ヒマワリは多くの文化で象徴として用いられてきました。特にロシアとウクライナ、ペルーでは国花とされ、夏の季語ともなっています。また、美術や文学でもよく描かれ、その明るい色と大きな形状は元気や活力の象徴とされています。そのため、夏の花火大会や祭りなどの際にヒマワリをモチーフにした商品が多く見られます。
8月の誕生花
8月の誕生花一覧
- オシロイバナ(8月1日)
- ノコギリソウ(8月2日)
- 金盞花(8月3日)
- ヒナゲシ(8月4日)
- 百日紅(8月5日)
- 朝顔(8月6日)
- アンスリウム(8月7日)
- 睡蓮(8月8日)
- ブーゲンビレア(8月9日)
- タンジー(8月10日)
- ハクチョウゲ(8月11日)
- キバナコスモス(8月12日)
- 鷺草(8月13日)
- 鬼灯(8月14日)
- 蓮(8月15日)
- ペチュニア(8月16日)
- ネムノキ(8月17日)
- タチアオイ(8月18日)
- フランネルフラワー(8月19日)
- マリーゴールド(8月20日)
- 松葉牡丹(8月21日)
- トレニア(8月22日)
- ルコウソウ(8月23日)
- ヒメヒオウギズイセン(8月24日)
- ヒオウギ(8月25日)
- センジュガンピ(8月26日)
- タイム(8月27日)
- クロユリ(8月28日)
- ソラナム(8月29日)
- 月見草(8月30日)
- 初雪草(8月31日)