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8月31日の誕生花 ハツユキソウ

8月31日の誕生花 ハツユキソウ
ウィキペディアより

 ハツユキソウ(初雪草、学名:Euphorbia marginata)は、トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草で、北米南部が原産地です。草丈は30cmから最大1m程度で、茎は直立し、上部で叉状に分岐します。葉は丸みを帯びた長楕円形で、淡黄緑色です。開花期には上部の葉がやや密集し、葉縁が白くなる特徴があります。この葉縁の白い部分は「白覆輪」と呼ばれ、株全体が緑と白のコントラストで美しく彩られます。花は小さく、観賞価値は低いとされ、その代わり葉を楽しむために栽培されます。

花言葉

 ハツユキソウの花言葉は「好奇心」です。この花言葉は、白覆輪が初雪を思わせるようなその姿から、初雪に対する人々の新鮮な驚きや興奮、未知への好奇心を連想させ、この植物がもたらす感覚を表現しています。

メッセージ

 ハツユキソウを贈るときのメッセージは、「あなたの未来に新鮮な驚きと興奮が満ち溢れますように」となります。これは花言葉の「好奇心」から派生したメッセージで、贈り主が受け取り手に対して、日々の生活に新しい発見と喜びが満ち溢れることを願っています。

名称

 ハツユキソウの名前は、その独特な姿から来ています。夏の花期になると頂部の葉が白く縁取られてよく目立ち、その姿が雪を被った様子に似ていることから、日本語では「初雪草」と名付けられました。学名のEuphorbia marginataは、ラテン語の"marginata"が「縁取られた」という意味を持つことから、白い覆輪(葉縁)が由来です。

その他

 ハツユキソウは観賞用に栽培されることが多く、園芸品種としては‘氷河’(‘Hyouga’)が存在します。基本種に比べて斑の入りが深く、着色も早いため、花壇に集団で育てると美しく、また切り花にも適しています。ただし、茎や葉を切ると毒性のある白い乳液が出るため、扱いには注意が必要です。