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8月21日の誕生花 マツバボタン

8月21日の誕生花 マツバボタン
ウィキペディアより

 マツバボタンは、スベリヒユ科スベリヒユ属の一種で、学名はPortulaca grandifloraといいます。南アメリカ原産のこの植物は、アルゼンチン、ブラジル南部、ウルグアイに自然分布しています。一年草で、耐久性が高く、高温と乾燥に対して非常に強い耐性を持ち、世話がほとんど必要ありません。特に美しい花を観賞するためによく栽培されます。その花弁の色は、白から黄色、赤、オレンジ、ピンクと多彩で、花形も一重から八重咲きの品種があります。

花言葉

 マツバボタンの花言葉は「可憐」です。これは、その華やかな色彩と小さな花が優しさと可愛らしさを象徴するからです。さらに、その一日花の特性から、「刹那の美しさ」を象徴するともいえます。マツバボタンは一日中開花しているわけではなく、日中にしかその美しさを見せてくれません。その儚さと美しさは、「一瞬の輝き」という花言葉にもつながっています。これらの花言葉は、マツバボタンの持つ短い寿命と素晴らしい美しさを称えています。

メッセージ

 マツバボタンを贈るときのメッセージは「あなたの優しさに感謝します」です。これは、マツバボタンが象徴する「可憐」からインスピレーションを受けています。贈り主が受け取り手の優しさや可愛らしさに感謝の気持ちを表現しています。

名称

 マツバボタンという名前は、その葉の形が松の葉に似ていることと、花がボタン(牡丹)に似ていることからつけられました。その学名Portulaca grandifloraは、「大きな花の門」を意味します。これは、花が昼に開き、夜に閉じる様が門を開閉する様に見えることから名付けられました。

その他

 マツバボタンは、その耐久性と美しい花から、世界中で広く栽培されています。花壇やプランターはもちろん、砂利道のわきや敷石の間など、幅広い場所で栽培されています。この植物は乾燥に非常に強く、日当たりの良い場所を好みます。一日花の性質を持つマツバボタンは、日中にしか花を開かないため、その一瞬の美しさを楽しむためには、日中に見ることが最適です。