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8月30日の誕生花 ツキミソウ

8月30日の誕生花 ツキミソウ
ウィキペディアより

 ツキミソウ(月見草、学名:Oenothera tetraptera)は、アカバナ科マツヨイグサ属に属する二年草または多年草で、メキシコが原産地です。夕方に白く咲く花は、一夜でピンクに色づき、次の朝にはしぼんでしまいます。花の直径は4~5cmで、茎の上部の葉の脇から咲きます。また、この植物は夜に白花を咲かせる特性から、「ツキミグサ」や「シロバナヨルザキツキミソウ(白花夜咲月見草)」とも呼ばれます。

花言葉

 ツキミソウの花言葉は「変わらぬ愛」です。これは、花が一晩のうちに色を変える特性から、時間が経つとともに深まる愛情を象徴しています。また、この花が一日だけの命という短い生涯で美しい姿を見せることから、「一期一会」の精神を表すこともあります。

メッセージ

 ツキミソウを贈るときのメッセージは、「時間が経つほどに深まる私の愛を受け取ってください」です。これは花言葉の「変わらぬ愛」から派生したメッセージで、贈り主が受け取り手に対する深い愛情を表現しています。

名称

 ツキミソウという名前は、花が夜に咲く特性から付けられました。その名前は、「月を見る」を意味する「ツキミ」と、「草」を意味する「ソウ」を組み合わせたもので、「月を見る草」を意味します。また、学名のOenothera tetrapteraは、ギリシャ語の「oinos(ワイン)」と「thera(獣)」が由来で、古代ギリシャでこの植物の根がワインに混ぜられ、獣をおとなしくする薬として使われたことを表しています。

その他

 ツキミソウは低地のやや乾燥した草原に生育し、一年草、二年草、または短命の多年草として育ちます。根元から茎を出し、不規則に切れ込んだ葉を持ちます。熟した果実は水に濡れると開き、周囲に細かな種を飛び散らせます。しかし、小型で成長が緩やかなため競争力に劣り、野生化はあまり見られません。