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3月21日の誕生花 イカリソウ

3月21日の誕生花 イカリソウ
ウィキペディアより

 イカリソウ(学名:Epimedium grandiflorum var. thunbergianum)は、日本原産のメギ科イカリソウ属の落葉性多年草です。北海道から本州の太平洋側の山地に自生しています。葉は2回3出複葉で、卵形の小葉は先端が尖っています。花は赤紫色で、長さ約2センチの距があり、花弁は薄紫色です。春になると花茎から総状花序を伸ばし、その形状が船の錨(いかり)に似ていることから、「イカリソウ」と名付けられました。

花言葉

 イカリソウの花言葉は「束縛」です。この花言葉は、イカリ(錨)の機能から連想されたもので、錨が船を一定の場所に留める働きを持つことから、「束縛」という花言葉が生まれました。この花を贈ることで、相手への強い絆や、一緒にいたいという気持ちを伝えることができます。

メッセージ

 イカリソウを贈るときのメッセージは、「あなたと共に過ごす時間が私にとって大切です」です。束縛という花言葉から、贈る人が受け取る人との強い絆や一緒にいたいという気持ちを伝える意味が込められています。

名称

 和名イカリソウは、「錨草」とも書かれ、花の形が和船の錨に似ていることに由来します。また、「サンショクソウ」、「カンザシグサ」、「オトコトリアシ」などとも呼ばれています。これらの名前は、茎の先が3本の葉柄に分かれ、それぞれに3枚の小葉がつく様子から、「三枝九葉草」とも呼ばれます。

その他

 イカリソウは主に平地から亜高山帯の落葉広葉樹の森林で見られますが、種類によっては草深い草原や石垣に生えることもあります。観賞価値の高い種が多く、変わり種や自然雑種が多いことから、さまざまな個体が選別されて栽培されています。また、観賞用や薬用にも利用されています。