3月3日の誕生花 桃
モモ(桃、学名:Amygdalus persica)は、バラ科モモ属の落葉小高木の果樹です。原産地は中国で、日本には弥生時代に渡来したとされています。モモの木は、春に桃色の美しい花を咲かせ、夏には甘くてジューシーな果実をつけます。その美しい花は古代中国で災いを払い福を招くものとされ、日本でも桃の節句という行事に使われるなど親しまれてきました。
花言葉
モモの花言葉は「あなたのとりこ」です。この花言葉は、その美しい花や果実から生まれたもので、人を魅了し、心を捉える力を象徴しています。その独特な香りと、桃色の鮮やかな花は、視覚的にも感覚的にも人々を引き付け、誰もがその魅力に取り込まれることからこのような花言葉がつけられました。
メッセージ
モモを贈るときのメッセージは、「あなたに夢中です」や「あなたの魅力に引き寄せられています」など、相手に対する強い愛情や魅力を感じていることを伝えるのに適しています。また、「あなたのとりこ」の花言葉を持つモモは、相手に対する深い愛情を表現するのに適した花です。
名称
「モモ」の名前にはいくつかの説があります。「真実(まみ)」から転じたとする説、「燃実(もえみ)」から転じたとする説、多くの実をつけることから「百(もも)」とする説などが存在します。また、「桃」の漢字は、木偏に「兆」(きざし)を加えたもので、これは古い桃の品種が核(種子)が簡単に割れることから、2つに割れることはめでたい兆しとされ、「桃」の字が作られたとされます。
文化
桃の花は、中国では福を招き災いを払う花として古来から親しまれてきました。日本でも古事記に登場し、イザナギが悪鬼から逃れるために桃を使ったというエピソードが語られています。また、桃の花は3月3日のひな祭り(桃の節句)で使われ、家族の健康や幸福を祈る象徴として用いられています。その他にも、桃はその甘くて美味しい果実から「甘美な恋愛」を象徴する果実ともされています。
3月の誕生花
3月の誕生花一覧
- 白木蓮(3月1日)
- アルメリア(3月2日)
- 桃(3月3日)
- 菜の花(3月4日)
- アネモネ(3月5日)
- 雛菊(デイジー)(3月6日)
- 二輪草(3月7日)
- チューリップ(赤)(3月8日)
- ストロベリーキャンドル(3月9日)
- スプレーカーネーション(3月10日)
- 君子蘭(3月11日)
- ワックスフラワー(3月12日)
- 金雀枝(3月13日)
- カモミール(3月14日)
- ビオラ(3月15日)
- レウィシア(3月16日)
- 山茱萸(3月17日)
- 花水木(3月18日)
- 薊(3月19日)
- スイートピー(3月20日)
- イカリソウ(3月21日)
- 雲間草(3月22日)
- スイートアリッサム(3月23日)
- 辛夷(3月24日)
- 花海棠(3月25日)
- 片栗(3月26日)
- カルセオラリア(3月27日)
- 槐(3月28日)
- 山吹(3月29日)
- セイヨウミザクラ(3月30日)
- ニゲラ(3月31日)