3月19日の誕生花 アザミ
ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)は、キク科アザミ属の多年生の野草で、日本をはじめとする東アジアが原産地です。一般的にはアザミとも呼ばれ、その全草に鋭い棘があり、草丈は大体50〜100 cmに達します。春から夏にかけて、草の間から細い花茎を出し、その先端から集合花序を伸ばし、赤紫色の筒状花を多数咲かせます。花色は美しい紅紫で、開花期間は比較的長いです。
花言葉
ノアザミの花言葉は「独立」です。この花言葉は、ノアザミが自力で困難な環境でも生き抜く強靭さと、棘が敵から自己を守る強い意志を象徴しています。その野生的な生命力と、個々が独立していながらも一つの花としてまとまって咲く姿が、「独立」という花言葉に繋がっています。
メッセージ
ノアザミを贈るときのメッセージは「あなたの独立心を尊重します」です。ノアザミの花言葉「独立」から、贈る人が受け取る人の自立心や自己主張を尊重し、支持しているという意志を伝えるメッセージになります。
名称
ノアザミの和名は、野に生えるアザミという意味で、全草に棘があることから「薊(アザミ)」という名称がつけられました。「ノ(野)」という接頭語は、一般的には自生する野草を指すことが多いです。また、「ドイツアザミ」の名は、改良種を指す場合によく用いられます。
その他
ノアザミは日本をはじめとする東アジアが原産で、主に野原や草地に生え、山岳地帯の草原にもよく見られます。日本では、アザミ類は約100種存在し、そのうちの約1/3が集中しています。これらの多くは日本列島の特産で、限られた地域でのみ見られます。さらに、ノアザミは平地から山地、海岸など多様な環境に適応し、全国的に分布しています。その強い生命力から、ノアザミは「自然と共に生きる」力を象徴するとも言えます。
3月の誕生花
3月の誕生花一覧
- 白木蓮(3月1日)
- アルメリア(3月2日)
- 桃(3月3日)
- 菜の花(3月4日)
- アネモネ(3月5日)
- 雛菊(デイジー)(3月6日)
- 二輪草(3月7日)
- チューリップ(赤)(3月8日)
- ストロベリーキャンドル(3月9日)
- スプレーカーネーション(3月10日)
- 君子蘭(3月11日)
- ワックスフラワー(3月12日)
- 金雀枝(3月13日)
- カモミール(3月14日)
- ビオラ(3月15日)
- レウィシア(3月16日)
- 山茱萸(3月17日)
- 花水木(3月18日)
- 薊(3月19日)
- スイートピー(3月20日)
- イカリソウ(3月21日)
- 雲間草(3月22日)
- スイートアリッサム(3月23日)
- 辛夷(3月24日)
- 花海棠(3月25日)
- 片栗(3月26日)
- カルセオラリア(3月27日)
- 槐(3月28日)
- 山吹(3月29日)
- セイヨウミザクラ(3月30日)
- ニゲラ(3月31日)