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3月19日の誕生花 アザミ

3月19日の誕生花 アザミ
ウィキペディアより

 ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum)は、キク科アザミ属の多年生の野草で、日本をはじめとする東アジアが原産地です。一般的にはアザミとも呼ばれ、その全草に鋭い棘があり、草丈は大体50〜100 cmに達します。春から夏にかけて、草の間から細い花茎を出し、その先端から集合花序を伸ばし、赤紫色の筒状花を多数咲かせます。花色は美しい紅紫で、開花期間は比較的長いです。

花言葉

 ノアザミの花言葉は「独立」です。この花言葉は、ノアザミが自力で困難な環境でも生き抜く強靭さと、棘が敵から自己を守る強い意志を象徴しています。その野生的な生命力と、個々が独立していながらも一つの花としてまとまって咲く姿が、「独立」という花言葉に繋がっています。

メッセージ

 ノアザミを贈るときのメッセージは「あなたの独立心を尊重します」です。ノアザミの花言葉「独立」から、贈る人が受け取る人の自立心や自己主張を尊重し、支持しているという意志を伝えるメッセージになります。

名称

 ノアザミの和名は、野に生えるアザミという意味で、全草に棘があることから「薊(アザミ)」という名称がつけられました。「ノ(野)」という接頭語は、一般的には自生する野草を指すことが多いです。また、「ドイツアザミ」の名は、改良種を指す場合によく用いられます。

その他

 ノアザミは日本をはじめとする東アジアが原産で、主に野原や草地に生え、山岳地帯の草原にもよく見られます。日本では、アザミ類は約100種存在し、そのうちの約1/3が集中しています。これらの多くは日本列島の特産で、限られた地域でのみ見られます。さらに、ノアザミは平地から山地、海岸など多様な環境に適応し、全国的に分布しています。その強い生命力から、ノアザミは「自然と共に生きる」力を象徴するとも言えます。