3月10日の誕生花 スプレーカーネーション
スプレーカーネーション(学名:Dianthus caryophyllus 'Spray type')は、ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草「カーネーション」の1つで、南欧を原産地としています。その特徴は、1本の茎から枝分かれして複数の花が咲く点で、スプレーカーネーションの花は大小さまざまで、その花色も豊富で、白、ピンク、赤、紫、黄色など様々です。これらの特性から、スプレーカーネーションは切花として非常に人気があります。
花言葉
スプレーカーネーションの花言葉は「女性の愛」で、これはカーネーション全般に共通する花言葉です。その由来は、カーネーションが母の日の花として広く知られており、母性愛、特に無償の愛を象徴していることによります。しかし、スプレーカーネーションは、その一本の茎から枝分かれして咲く多くの花が、女性の持つ多面的な愛情や情緒を象徴しているとも言われています。
メッセージ
スプレーカーネーションを贈る際のメッセージは、「あなたの愛が私の心を満たしています」、「あなたの愛が多くの人々を幸せにしています」、「あなたの愛情に感謝しています」などが考えられます。女性への感謝の気持ちを表現する際に特に適した花であり、特に母の日には多くの人々がスプレーカーネーションを選びます。
名称
「スプレーカーネーション」の名前は、その成長形態に由来しています。1本の茎から枝分かれして多数の花を咲かせるその姿が、まるで花が「スプレー」のように広がっているかのように見えることからこの名前が付けられました。一方、「カーネーション」はラテン語の「coronation」(戴冠式)や「carnis」(肉)から派生しており、この花が戴冠式の装飾や祭りで用いられた歴史を示しています。
その他
スプレーカーネーションは、その美しい花の姿と豊富な色彩から、花束やアレンジメントによく用いられます。また、その丈夫さと長い花持ちが評価され、切花として非常に人気があります。その一方で、栽培にはある程度の手間が必要とされており、茎が弱いため風に弱く、また病害虫に対する耐性も低いという特性も持っています。
3月の誕生花
3月の誕生花一覧
- 白木蓮(3月1日)
- アルメリア(3月2日)
- 桃(3月3日)
- 菜の花(3月4日)
- アネモネ(3月5日)
- 雛菊(デイジー)(3月6日)
- 二輪草(3月7日)
- チューリップ(赤)(3月8日)
- ストロベリーキャンドル(3月9日)
- スプレーカーネーション(3月10日)
- 君子蘭(3月11日)
- ワックスフラワー(3月12日)
- 金雀枝(3月13日)
- カモミール(3月14日)
- ビオラ(3月15日)
- レウィシア(3月16日)
- 山茱萸(3月17日)
- 花水木(3月18日)
- 薊(3月19日)
- スイートピー(3月20日)
- イカリソウ(3月21日)
- 雲間草(3月22日)
- スイートアリッサム(3月23日)
- 辛夷(3月24日)
- 花海棠(3月25日)
- 片栗(3月26日)
- カルセオラリア(3月27日)
- 槐(3月28日)
- 山吹(3月29日)
- セイヨウミザクラ(3月30日)
- ニゲラ(3月31日)