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3月14日の誕生花 カモミール

3月14日の誕生花 カモミール
ウィキペディアより

 カモミールの花言葉は、「癒し」です。その起源は、古代からの使用法に由来します。ヨーロッパ全体で、カモミールは民間薬として広く用いられてきました。花そのものは、マーガレットに似た美しい形状を持ち、開花と同時にリンゴのような爽やかな香りを放ちます。この香りは穏やかな心地よさをもたらし、疲れた心身をいやす力があります。だからこそ、「癒し」の花言葉が与えられているのです。

メッセージ

 カモミールの花を贈るときのメッセージは、「あなたの心と体を癒したい」です。カモミールの穏やかな香りとその癒しの力は、健康や安心感を求める人々にとって特別な存在です。また、日常生活のストレスや心の傷を癒すことから、「あなたを思う気持ち」や「親身な支え」を表すメッセージとしても用いられます。

名称

 カモミールは英名で、学名はMatricaria recutitaです。この植物は、一年生の耐寒性草本で、キク科シカギク属に属します。和名ではカミツレとも呼ばれます。しかし、カモミールと称される植物は他属にも存在するため、特定の学名Matricaria recutitaを指す場合、特にジャーマン・カモミール(German chamomile)と呼ばれます。これはドイツで特によく使用されることから来ています。

文化

 ヨーロッパでは、カモミールは伝統的にハーブとして使用されてきました。特にドイツでは、風邪や頭痛、下痢などの諸症状に対してカモミール茶が飲まれることがありました。そのため、ドイツのコミッションE(薬用植物の評価委員会)では、治療目的での使用が認可されています。また、ロシアではカモミールが国花とされており、その国民にとっても親しまれています。