3月7日の誕生花 二輪草
ニリンソウ(学名:Anemone flaccida)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の耐寒性多年草で、日本から中国にかけての低山の林床や林縁に自生しています。この草花の最大の特徴は、1本の茎から伸びた花茎に2輪の花を咲かせることから、その名が付けられました。その花は清楚な白色で、形状は梅花に似ています。また、全草が食用とされ、根茎は漢方薬の材料にもなります。
花言葉
ニリンソウの花言葉は、「友情」そして「協力」です。この花言葉は、ニリンソウが大きな群落を作り、協力し合って生きるその生態から来ています。一つ一つの花は小さく、それほど目立つものではありませんが、同じ茎から二つの花が寄り添うように咲く様は、深い絆と共に力を合わせて生きる「友情」を象徴しています。
メッセージ
ニリンソウを贈る際のメッセージとしては、「あなたと力を合わせて何かを成し遂げたい」という意志や、「あなたとの深い絆を大切にしています」という感謝の気持ちを伝えることができます。
名称
ニリンソウの名前は、一本の茎から伸びる花茎に2つの花が咲くその特徴的な姿から、「二輪草」という名がつけられました。その他の別名として「ガショウソウ」や「鵝掌草」などがあり、これらはその特徴的な葉形が鵝の足(ガショウ)に似ていることから来ています。
その他
ニリンソウは春の季語としても知られ、春山を代表する花の一つとされています。その優れた耐寒性により、春の訪れとともに一斉に花を咲かせ、見る者に新たな季節の訪れを告げます。
文化
ニリンソウは、春の若葉が山菜として利用されるなど、日本の食文化にも深く関わっています。また、その根茎が漢方薬の材料となるなど、民間療法にも用いられ、その存在は人々の生活に密接に関わっています。
3月の誕生花
3月の誕生花一覧
- 白木蓮(3月1日)
- アルメリア(3月2日)
- 桃(3月3日)
- 菜の花(3月4日)
- アネモネ(3月5日)
- 雛菊(デイジー)(3月6日)
- 二輪草(3月7日)
- チューリップ(赤)(3月8日)
- ストロベリーキャンドル(3月9日)
- スプレーカーネーション(3月10日)
- 君子蘭(3月11日)
- ワックスフラワー(3月12日)
- 金雀枝(3月13日)
- カモミール(3月14日)
- ビオラ(3月15日)
- レウィシア(3月16日)
- 山茱萸(3月17日)
- 花水木(3月18日)
- 薊(3月19日)
- スイートピー(3月20日)
- イカリソウ(3月21日)
- 雲間草(3月22日)
- スイートアリッサム(3月23日)
- 辛夷(3月24日)
- 花海棠(3月25日)
- 片栗(3月26日)
- カルセオラリア(3月27日)
- 槐(3月28日)
- 山吹(3月29日)
- セイヨウミザクラ(3月30日)
- ニゲラ(3月31日)