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3月22日の誕生花 クモマグサ

3月22日の誕生花 クモマグサ
ウィキペディアより

 クモマグサ(雲間草、学名: Saxifraga merkii var. idsuroei)は、ユキノシタ科ユキノシタ属の耐寒性多年草で、日本の本州中部の北アルプスの白馬岳と御嶽山のみに分布します。草丈は10~20cm程度で、クッション状に多数の芽が集まっています。それぞれの芽の中心から花茎を伸ばし、直径約2cmのウメに似た形の花を1~3輪、上向きに咲かせます。花色は様々で、白やピンク、紫などがあります。洋種クモマグサとも呼ばれ、2月から出回る促成栽培された花つきの株は、市場でも一般的に見られます。

花言葉

 クモマグサの花言葉は「恋人への思い」です。この花言葉は、その美しい花が芽の中心からひとつ、またはいくつか咲き出る様子から、一人の人への強い感情を表すとされています。また、上向きに咲く花は、その感情が常に相手を見つめ、思い続ける象徴ともされています。

メッセージ

 クモマグサを贈るときのメッセージは、「あなたのことを常に思っています」です。花言葉の「恋人への思い」から、強い感情を抱く相手への気持ちを伝える意味が込められています。

名称

 クモマグサという和名は、草丈が低く、多数の芽が集まってクッション状になり、その間を見るとまるで雲の間を覗いているかのように見えることから、この名がつきました。また、洋種クモマグサという名前も、その特徴的な花の形状や花色の多様性から、一般的に市販されています。

その他

 クモマグサは丈夫な植物で、高山植物として扱われていますが、育種や選抜が長年繰り返され、耐寒性を持つため、様々な環境での栽培が可能です。観賞用としてだけでなく、その耐寒性から庭木としても利用されることがあります。また、その美しい花の形と色彩から、花壇やコンテナガーデンのアクセントとしても人気があります。