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3月16日の誕生花 レウィシア

3月16日の誕生花 レウィシア
ウィキペディアより

 レウィシア(学名:Lewisia cotyledon)はスベリヒユ科レウィシア属に属する多年生の植物で、原産地はアメリカのオレゴン州からカリフォルニア州にまたがる山地です。葉は肉厚で細長く、舌状で艶があり、一つの株から放射状に広がる形(ロゼット状)をしています。葉の長さは10〜15cmほどで、ロゼットの形状がまるで小さな杯やスープボールのように見えることから、学名のcotyledon(英語で"small cup"を意味する)がつけられました。

 春から夏にかけて花期を迎え、根元から花茎を10〜30cmほど伸ばします。その先には7〜13枚の花弁からなる美しい花が咲き、その花色はピンクやオレンジ、黄色など多彩です。特に花弁には白とのストライプ柄が見られるものもあり、それぞれが1.5〜2cmほどの大きさを持ちます。

花言葉

 レウィシアの花言葉は「熱い思い」です。これは、レウィシアが厳しい環境の高山地帯を原産地としており、その過酷な条件下でも美しい花を咲かせ続ける、その生命力と美しさからつけられました。熱い情熱を持っている者が、困難に負けずに目的を追求し続ける様子を象徴しています。

メッセージ

 レウィシアの花を贈るときのメッセージは、「私の熱い思いを受け取ってください」です。その美しい花から発する強さと生命力は、贈る人の強い意志や情熱を象徴し、受け取る人へその想いを伝えます。

名称

 レウィシアの和名は「イワハナビ」または「岩花火」と呼ばれ、その名前は高山地帯の岩場で美しく咲き誇るその姿から名付けられました。特に「岩花火」の名前は、花が咲く様子がまるで岩から打ち上げられる花火のように見えることからつけられました。

その他

 レウィシアは耐寒性が高く、乾燥にも強いことから、岩石庭園やコンテナガーデンに適しています。また、その美しさから、レウィシアを主役にしたフラワーアレンジメントも人気があります。