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3月12日の誕生花 ワックスフラワー

3月12日の誕生花 ワックスフラワー
ウィキペディアより

 ワックスフラワー(学名:Chamelaucium)は、オーストラリア西部原産のフトモモ科の小低木です。葉は松葉のように細く、対生しており、花弁の表面は光沢があり、ワックスをかけたように見えます。その花の色は白、赤、ピンク、紫など多様で、1.5mから3mの高さまで成長します。特に日本で一般的に栽培されている種類はウニカトゥム種(C. unicatum)で、この種類は「ジェラルトン・ワックス」とも呼ばれています。ジェラルトンという名前は、この植物が自生する西オーストラリア州の地名に由来しています。

花言葉

 ワックスフラワーの花言葉は「思いのたけ」です。この花言葉は、その美しい花が持つ表面の光沢が、持ち主の感情や思いの深さ、強さを物語ると捉えられているからです。つまり、この植物は花びらが持つ美しい光沢を通じて、持ち主の感情や思いを豊かに表現し、それが「思いのたけ」と解釈されています。

メッセージ

 ワックスフラワーを贈るときのメッセージとしては、「私の思いが深く、強いことを伝えたい」、「私の感情が深く、濃厚であることを示したい」といったような、思いや感情の深さや強さを伝えるメッセージが適しています。この花を贈ることで、持ち主の深い愛情や情熱、またはその他の強く深い感情を伝えることができます。

名称

 ワックスフラワーという名前は、その花びらが持つ独特の光沢が、ワックスをかけたように見える特徴からつけられました。この特徴的な見た目が、この植物の名前の由来となり、その特徴を象徴しています。また、ワックスフラワーという英名の他に、学名のChamelauciumや、ウニカトゥム種の場合の「ジェラルトン・ワックス」など、異なる名前でも呼ばれます。

その他

 ワックスフラワーは、花びらの美しい光沢や、花の色のバリエーションの豊富さから、フラワーアレンジメントなどによく用いられます。また、オーストラリアの固有種として、その地域の自然環境を表現するためにも使われます。一方で、その美しさを保つためには適切な栽培管理が必要で、特に日照や水分管理に注意が必要です。その美しい姿と豊かな色彩は、花を楽しむ人々に喜びと癒しを提供します。