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3月17日の誕生花 サンシュユ

3月17日の誕生花 サンシュユ
ウィキペディアより

 サンシュユ(学名:Cornus officinalis)はミズキ科サンシュユ属に属する落葉広葉樹で、中国や朝鮮半島を原産地とします。小高木の一種であり、樹高は大きいもので5mほどになります。春先に、まだ葉がつく前の枝先から黄色い小花を多数咲かせ、その花は散形花序をなし、一つ一つが星のように見える美しさを持ちます。そして秋になると、鮮やかな赤い実をつけます。その実は漢方薬として利用されるほどの効能を秘めており、様々な病気の治療に用いられます。

花言葉

 サンシュユの花言葉は「気丈な愛」です。これは、春先のまだ寒さの残る時期にも花を咲かせ、秋には果実を実らせるその強い生命力と、その果実が人々の健康を支える力から、困難に負けずに愛を貫く強さを象徴しています。

メッセージ

 サンシュユの花を贈るときのメッセージは「私の愛は常にあなたを支えます」です。その果実が人々の健康を支えるように、贈る人の愛情が受け取る人をいつも支えていることを示すメッセージです。

名称

 サンシュユの名前は漢名(中国の植物名)に由来しています。中国では、この植物が「山茱萸」と呼ばれており、これが音読みとなって日本での名称となりました。また、早春に黄色い花を咲かせる様子から「春黄金花」(ハルコガネバナ)とも呼ばれ、秋には美しい赤い実をつけることから、「秋珊瑚」を意味する「アキサンゴ」の別名でも親しまれています。

その他

 サンシュユは早春の風景に彩りを加えるだけでなく、その後も美しい樹形や独特の樹皮、そして秋には美しい赤い実を楽しむことができます。また、その実は漢方薬の原料として使われるなど、見た目だけでなく様々な利用価値がある植物です。その強い生命力と利用価値の高さから、困難を乗り越えて生き抜く力を象徴する植物として、庭木や公園の樹木として植えられることが多いです。